テニスをやっている方なら、誰もが耳にしたことがある「壁打ち」。
一人で手軽にでき、ウォーミングアップから上達を目的としたしっかりとした練習まで幅広く対応できる便利な壁打ち。

今回は、壁打ちの活用方法をプレー別に動画を交えてご紹介します。

壁打ちを徹底活用すれば、確実にあなたのテニスは一段階レベルアップします。
一人で人知れず壁打ち練習し、テニスを進化させましょう。

プレー別、壁打ちの活用方法!

ストローク編


しっかりと体重移動を意識しながら、打つようにしてください。
ただ闇雲、ボールを壁に打ち続けても、ほとんど意味がありません。
感覚を身につけたり、ウォーミングアップにはなりますが、上達したいなら、しっかりと自分がどんなボールを打ちたいのか?自分の現在の課題は何か?
など、壁打ちを開始する前に、課題を設定したから、ストローク練習を開始することをおすすめいたします。

YouTuberとして有名な、元インカレ選手のゴンちゃんの動画をご紹介いたします。
2分3秒からストロークの壁打ち練習を開始しています。

ただボールを打つだけでなく、フォームを意識しながら丁寧にボールを打っているのがわかります。



ボレー編


壁打ちではボレーの練習はできないと思われている方もいるかと思います。
ただ壁打ちはボレーの練習が可能です。

こちらの動画では、2004年のウィンブルドンで女子ダブルス、混合ダブルスの二冠を達成したカーラ・ブラック選手の壁打ち練習動画をご紹介いたします。
とんでもない速度で、フォアとバックのボレーを交互に連打しています。

ここまでの速度でやる必要はありませんが、このように壁うちでボレーを続けることは、感覚を養い、ボールをダイレクトに返すことに体が慣れることができます。



スマッシュ編


ボレー同様にスマッシュの練習の壁打ちで可能です。
壁に当たる直前でボールをバウンドさせると、連続してロブが上がってきます。

この練習で打点を掴み、安定したスマッシュを身に付けることが可能です。

上手くなると、球出しよりもテンポよく、何度もスマッシュを打つことができます。

こちらの動画では、4分5秒あたりから壁打ちでスマッシュの練習を行っています。
通常のスマッシュだけでなく、バック側にボールが返ってくることもあるので、その場合、バックハンドボレーを叩きつけるように打っています。
バックボレーの高い位置で打つのは、高度な技術が必要になり、壁打ちでの練習は非常に効果的です。



サーブ編


サーブの練習をするときも、壁の向こう側に実際にコートが広がっていて、相手選手が立っていることをイメージして打ってください。
フラットサーブをセンターに打つ、逃げるスライスサーブをワイド方向に打つなど、
速度や回転も打つ前に決めて練習することをお勧めします。

テニスのゴンちゃんが壁打ちでサーブの練習をしているのが参考になるので、ぜひ見てみてください。



テニス壁打ち練習のまとめ


壁打ちは、自分の好きなペースで、自分の好きな時にできるのがいいですよね。
スクールやサークル、または大会でプレーした後に、課題が見つかったら、壁打ちで重点的に練習するだけで、弱点が修復できるかもしれません。

ぜひ、壁打ちを活用してみてください。

それでは良いテニスライフを!

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