スペイン出身の若きスーパースター、カルロス・アルカラス。10代でグランドスラムを制し、ATPランキング1位に輝いた実績を持つ彼は、その圧倒的な攻撃力と柔軟なフットワーク、そして驚異的な身体能力で「次世代の王者」として世界中の注目を集めています。
本記事では、そんなアルカラス選手が実際に試合で使用しているラケットやストリング、シューズといったギアについて、細かいスペックや特徴を踏まえながらご紹介。トッププロが選ぶギアの理由を紐解きつつ、テニス愛好家の方にも参考になる情報をお届けします。
■この記事のPOINT
- カルロス・アルカラスのプロフィール
- カルロス・アルカラスの使用ラケット、ストリング、シューズ
- カルロス・アルカラスの使用ラケットのパーソナルスペック
- カルロス・アルカラスのスーパープレー動画
- カルロス・アルカラスのフォトギャラリー
カルロス・アルカラス 来歴
2018年にわずか15歳でプロ転向を果たしたアルカラスは、瞬く間に世界の舞台で頭角を現しました。類まれなフィジカルとメンタルの強さ、そして大胆かつ精緻なショットメイキングで、若手選手の中でも圧倒的な存在感を放ちます。2022年には全米オープンでグランドスラム初制覇という快挙を達成し、ATPツアー史上最年少で世界ランキング1位に上り詰めました。さらに翌2023年にはウィンブルドンでノバク・ジョコビッチを破り、芝でもタイトルを獲得。
その勝負強さとスピード感あふれるプレーで、現在の男子テニス界を牽引する存在となっています。
カルロス・アルカラスの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
カルロス・アルカラス プロフィール
名前:カルロス・アルカラス英語表記:Carlos Alcaraz
国籍:スペイン
出身地:ムルシア州エル・パルマール
誕生日:2003年5月5日
身長:183cm
体重:74kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2018年
四大大会最高戦績・シングルス
カルロス・アルカラスの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | ベスト8(2024) |
---|---|
全仏 | 優勝(2024) |
全英 | 優勝(2023) |
全米 | 優勝(2022) |
キャリア自己最高ランキング
シングルス 1位(2022年9月12日)ダブルス 558位(2022年5月9日)
カルロス・アルカラス 使用ラケット
Babolat PURE AERO 98
カルロス・アルカラスの使用ラケットは、Babolat PURE AERO 98です。カルロス・アルカラス 使用ストリング
カルロス・アルカラスの使用しているストリングは、Babolat RPM Teamです。カルロス・アルカラス 使用テニスシューズ
カルロス・アルカラスプロの使用しているテニスシューズは、ナイキ ズーム ヴェイパー プロです。
硬式テニスラケット選びのポイント
プロ選手と同じラケットを使用したいけど、自分に合っているラケットはどんなラケットなのか知りたい方も多くいると思いますので、硬式テニスラケットの選び方のポイントについても解説いたします.ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます.ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります.
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります.
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです.
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます.
大まかに以下の数値が基準となります.
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります.
デメリットとしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります.
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります.
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります.
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります.
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます.
以下の数値が大小の基準になります.
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります.
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります.
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください.
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください.
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります. 薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります.
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします.
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします.
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています.数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります.
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています.
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう.
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください.本当に大切なのは実際に打ってみることです.
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください.
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします.
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません.
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです.
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません.
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます.
カルロス・アルカラスのSNS
まとめ
今回はカルロス・アルカラス選手の使用ラケット、ストリング、シューズについてご紹介しました。カルロス・アルカラス選手は若くしてグランドスラムを制覇し、その攻撃的なプレースタイルと卓越したフットワークで世界中のファンを魅了しています。
今後もカルロス・アルカラス選手のプレーから目が離せませんね!
それでは、良いテニスライフを!
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