日本が誇る生ける伝説、男子プロテニス選手の錦織圭。その使用ラケット、パーソナルスペック、ストリング、シューズについて調査しましたのでご紹介します。
錦織選手は、ATPシングルス最高ランキング4位を記録し、日本人男子として初めてグランドスラムの決勝に進出するという歴史的快挙を成し遂げました。
その卓越した技術と戦略眼で、数々の世界トッププレーヤーを撃破し、テニス界にその名を刻み続ける存在です。
■この記事のPOINT
- 錦織圭のプロフィール
- 錦織圭の使用ラケット、ストリング、シューズ
- 錦織圭の使用ラケットのパーソナルスペック
- 錦織圭のスーパープレー動画
- 錦織圭のフォトギャラリー
錦織圭 来歴
錦織圭プロは、この半世紀で最も活躍した日本人男子テニスプレイヤーとして知られています。ATP(男子プロテニス協会)が発表する世界ランキングでは、自己最高位のシングルス4位に到達しており、これはアジア男子として歴代最高の記録です。
また、日本男子として初めてシングルスで世界ランキングトップ10入りを果たした選手でもあります。
2014年の全米オープン男子シングルスでは準優勝を果たし、アジア男子史上初のグランドスラム大会(4大大会)シングルスの決勝進出者となりました。
さらに、アジア男子として初めてATPワールドツアー・ファイナルズにも出場を果たしています。
ATPマスターズ1000では、これまでに4回準優勝の成績を残しました。
錦織選手は2008年、18歳という若さでデルレイビーチ国際テニス選手権で優勝し、日本男子では松岡修造選手に次いで2人目となるATPツアーシングルス優勝者となりました。
その後、ATPツアーではシングルスで日本人最多の12度の優勝を記録し、ダブルスでも準優勝を1回達成しています。
また、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは男子シングルスで銅メダルを獲得しました。
このメダルは、テニス競技のシングルスで日本人が獲得したものとしては男女を通じて2人目の快挙であり、熊谷一弥選手以来96年ぶりの偉業となりました。
さらに、オリンピック3大会連続でベスト8に進出するという輝かしい記録も持っています。
ただし、錦織選手の現役時代はBIG4と呼ばれる最強世代と重なっており、グランドスラムの優勝やATPマスターズ1000でのタイトル獲得には至っていません。
しかし、その挑戦し続ける姿勢と数々の成果は、日本テニス界において大きな足跡を残しました。
錦織圭の最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
錦織圭 プロフィール
名前:錦織圭Kei Nishikori
国籍:日本
出身地:島根県松江市
誕生日:1989年12月29日
身長:178cm
体重:73kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2007年
四大大会最高戦績・シングルス
錦織の四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | ベスト8(2012・15・16・19) |
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全仏 | ベスト8(2015・17・19) |
全英 | ベスト8(2018・19) |
全米 | 準優勝(2014) |
キャリア自己最高ランキング
シングルス4位(2015年3月2日)ダブルス167位(2012年3月19日)
錦織圭 使用ラケット
Wilson ULTRA TOUR 95 CV
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錦織圭の使用ラケットは、Wilson ULTRA TOUR 95 CVです。
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Wilson ULTRA TOUR 95 CV
積極的に攻撃するスタイルを目指すプレーヤーに、GRAVITY MP の基本性能そのままのテクノロジーや使用感を維持しながらも、軽さと振りやすさを提供できるモデルです。
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Wilson ULTRA TOUR 95 CV
市販品のスペック
カラー | ブルー |
---|---|
素材 | BLX+カウンター・ベールハイ・パフォーマンス・カーボン・ファイバー |
シャフト | オープンスロート |
ポジション | オールラウンド |
フェイス(インチ) | 95 |
専用ケース | 無 |
用途 | 競技 |
競技レベル | 上級 |
バランスポイント(mm) | 325 |
適正テンション(lbs) | 50-60 |
長さ | 27.25インチ |
重量 | 309g |
生産国 | 中国 |
2022年モデル | 有 |
錦織圭 使用ストリング
錦織圭の使用しているストリングは、縦糸(メインストリング)にウイルソン ナチュラルガット 16、クロスにはルキシロン 4G 16L(1.25mm)を使用しているようです。
参照元:Tennis Nerd
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wilson ナチュラルガット 16
昔ながらの”ナチュラル”フィーリングにこだわり、高いホールド性能と心地よい打球音を実現するナチュラルガット。
錦織圭 使用テニスシューズ
ナイキ エア ズーム ヴェイパー
錦織プロの使用しているテニスシューズは、ナイキ エア ズーム ヴェイパーです。-
ナイキ エア ズーム ヴェイパー
ナイキより「コート エア ズーム ヴェイパー プロ 2」です。
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硬式テニスラケット選びのポイント
プロ選手と同じラケットを使用したいけど、自分に合っているラケットはどんなラケットなのか知りたい方も多くいると思いますので、硬式テニスラケットの選び方のポイントについても解説いたします。ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。本当に大切なのは実際に打ってみることです。
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。
錦織圭のSNS
まとめ
今回は錦織圭選手の使用ラケット、ストリング、シューズについてご紹介しました。錦織選手は怪我から復帰し、数々の困難を乗り越えながら再びツアーに戻ってきたトップアスリートです。鋭いフォアハンド、精密なバックハンド、そして抜群のフットワークで観客を魅了し続けています。
今後も錦織選手のプレーから目が離せませんね!
それでは、良いテニスライフを!
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