ヤニック・シナーの使用ラケット、パーソナルスペック、ストリング、シューズについて調査しましたのでご紹介します.
イタリア出身のヤニック・シナーは、若干10代でプロツアーに頭角を現した急成長中のトッププレーヤー。強力なグラウンドストロークと抜群のコートカバー力に加え、冷静沈着な試合運びが特徴。2024年には全豪オープンで優勝し、世界ランキングでもトップ入りを果たすなど、今最も勢いのある選手の一人。
■この記事のPOINT
- ヤニック・シナーのプロフィール
- ヤニック・シナーの使用ラケット、ストリング、シューズ
- ヤニック・シナーの使用ラケットのパーソナルスペック
- ヤニック・シナーのスーパープレー動画
- ヤニック・シナーのフォトギャラリー
ヤニック・シナー 来歴
2018年にプロ転向し、同年のNext Gen ATPファイナルズで優勝して一躍注目を集める。2021年にはATPツアーで複数のタイトルを獲得し、2023年には全米オープン準優勝を果たすなど、トップ選手としての地位を確立。
2024年の全豪オープンでグランドスラム初優勝を遂げ、イタリア人男子選手として史上初の快挙を達成した。
類まれなショット精度とコートカバレッジに加え、冷静沈着なプレースタイルで多くのファンを魅了している。
ヤニック・シナーの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
ヤニック・シナー プロフィール
名前:ヤニック・シナー英語表記:Jannik Sinner
国籍:イタリア
出身地:イタリア・サン・カンディド
誕生日:2001年8月16日
身長:191cm
体重:77kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2018年
四大大会最高戦績・シングルス
ヤニック・シナーの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | 優勝(2024) |
---|---|
全仏 | ベスト8(2024) |
全英 | ベスト4(2023) |
全米 | ベスト8(2022) |
キャリア自己最高ランキング
シングルス 1位(2024年6月10日)ダブルス 124位(2021年9月27日)
ヤニック・シナー 使用ラケット
HEAD Speed MP(ヘッド スピード MP)
ヤニック・シナーの使用ラケットは、HEAD Speed MP(ヘッド スピード MP)です。
ヤニック・シナー 使用ストリング
ヤニック・シナーの使用しているストリングは、HEAD Hawk Touch(ヘッド ホークタッチ)です。ヤニック・シナー 使用テニスシューズ
Nike(ナイキ)
ヤニック・シナープロの使用しているテニスシューズは、Nike(ナイキ)です。
硬式テニスラケット選びのポイント
プロ選手と同じラケットを使用したいけど、自分に合っているラケットはどんなラケットなのか知りたい方も多くいると思いますので、硬式テニスラケットの選び方のポイントについても解説いたします.ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます.ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります.
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります.
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです.
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます.
大まかに以下の数値が基準となります.
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります.
デメリットとしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります.
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります.
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります.
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります.
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます.
以下の数値が大小の基準になります.
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります.
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります.
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください.
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください.
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります. 薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります.
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします.
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします.
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています.数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります.
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています.
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう.
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください.本当に大切なのは実際に打ってみることです.
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください.
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします.
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません.
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです.
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません.
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます.
ヤニック・シナーのSNS
まとめ
今回はヤニック・シナーの使用ラケット、ストリング、シューズについてご紹介しました。ヤニック・シナーは、冷静な戦術眼と爆発的なショットを兼ね備えたイタリア期待の若手選手で、2024年の全豪オープンでは見事グランドスラム初優勝を果たしました。
トップ10の常連となりつつあるその実力は、ツアーを通じてさらに磨きがかかっており、ジョコビッチやアルカラスらとの熱戦は世界中のテニスファンを魅了しています。
今後もヤニック・シナー選手のプレーから目が離せませんね!
それでは、良いテニスライフを!
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