硬式テニスで試合に勝利するために、非常に重要なサーブ。
サーブが良い選手は、かなり試合を有利に進めることができます。

リターンが世界トップの錦織選手は、サーブがウィークポイントと言われています。
たらればの話ですが、錦織選手がサーブも世界トップの上手さなら、グランドスラム制覇にさらに近づくことでしょう。

サーブが上手いの定義には、サーブが速い、コントロールが良い、球種が多い、緩急がつけれるなどが上げれます。
なかでもスピードの速いサーブは打つ選手、すなわちビッグサーバーのサーブは非常に取りづらいです。

これまでのテニス史上の最速サーブ記録は誰がもっているんでしょうか?

本記事では、最速サーブ記録をランキング形式でご紹介します!

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硬式テニスの世界最速サーブランキング

男子選手サーブスピードランキング TOP20


男子プロ選手の、ATPの公式世界のサーブスピードの記録を1位から20位までランキング化しました。
20位でさえ、230kmです。230kmといえば、ほぼ新幹線なみの速さですね。

ランク 出身国 選手名 サーブ速度 身長 大会名
1 AUS サム・グロス 263 km/h 193 cm 2012 Busan Open
2 FRA アルバノ・オリヴェッティ 257.5 km/h 203 cm 2012 Internazionali Trofeo Lame Perrel–Faip
3 USA ジョン・イスナー 253 km/h 208 cm 2016 Davis Cup
4 HRV イボ・カロビッチ 251.1 km/h 211 cm 2011 Davis Cup
4 POL イェジ・ヤノヴィッツ 251.1 km/h 203 cm 2012 Pekao Szczecin Open
5 CAN ミロシュ・ラオニッチ 250 km/h 196 cm 2012 Rogers Cup
6 USA アンディ・ロディック 249.4 km/h 188 cm 2004 Davis Cup
7 SWE ヨアキム・ヨハンソン 244.6 km/h 198 cm 2004 Davis Cup
7 ESP フェリシアーノ・ロペス 244.6 km/h 185 cm 2014 Aegon Championships
8 ROU マリウス・コピル 244 km/h 191 cm 2016 European Open
9 POL ホベルト・ホルカシュ 243 km/h 196 cm 2016 Davis Cup
10 USA テーラー・デント 241.4 km/h 188 cm 2010 SAP Open
11 LVA エルネスツ・ガルビス 240.3 km/h 193 cm 2007 St. Petersburg Open
12 ARG フアン・マルティン・デル・ポトロ 240 km/h 198 cm 2017 Stockholm Open
13 GBR グレグ・ルーゼドスキー 239.8 km/h 193 cm 1998 Newsweek Champions Cup
14 RUS ドミトリー・トゥルスノフ 237.0 km/h 185 cm 2006 Davis Cup
14 FRA ジョー・ウィルフリード・ツォンガ 237.0 km/h 188 cm 2014 Rogers Cup
15 FRA ガエル・モンフィス 235 km/h 193 cm 2007 Legg Mason Tennis Classic
15 SRB ドゥシャン・ベミッチ 235 km/h 188 cm 2008 Countrywide Classic
15 HRV マリン・チリッチ 235 km/h 198 cm 2016 Davis Cup
16 LTU Ričardas Berankis 234 km/h 175 cm 2011 Open d’Orléans
16 CHE スタン・ワウリンカ 234 km/h 183 cm 2014 Davis Cup
17 HRV イワン・リュビチッチ 233.4 km/h 193 cm 2007 Pacific Life Open
17 BGR グリゴール・ディミトロフ 233.4 km/h 191 cm 2013 Aegon Championships
17 USA レイリー・オペルカ 233.4 km/h 211 cm 2016 U.S. Men’s Clay Court Championships
17 SRB ビクトル・トロイツキ 233.4 km/h 193 cm 2017 Davis Cup
18 ESP フェルナンド・ベルダスコ 232 km/h 185 cm 2009 French Open
18 AUT ドミニク・ティエム 232 km/h 185 cm 2017 Gerry Weber Open
19 USA マーディ・フィッシュ 231.7 km/h 188 cm 2007 Pacific Life Open
19 POL マルチン・マトコフスキ 231.7 km/h 185 cm 2009 ATP World Tour Finals
20 NLD マルティン・フェルカーク 230 km/h 191 cm 2003 Breil Milano Indoor
20 CHE ロジャー・フェデラー 230 km/h 185 cm 2010 Gerry Weber Open
20 SWE ロビン・セーデリング 230 km/h 193 cm 2010 ATP World Tour Finals
20 DEU ダニエル・ブランズ 230 km/h 196 cm 2011 Intersport Heilbronn Open
20 CZE イジー・ベセリー 230 km/h 198 cm 2014 Wimbledon
20 ESP ニコラス・アルマグロ 230 km/h 183 cm 2016 Argentina Open

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女子選手サーブスピードランキング TOP10

こちらは女子の記録です。女子選手も、200kmオーバーのサービスが打っているのは驚きです。
筋力だけでなく、効率的にボールにパワーを伝えている証拠ですね。

ランク 出身国 選手名 サーブ速度 身長 大会名
1 ESP ジョージナ・ガルシア・ぺレーズ 220 km/h 188 cm 2018 Hungarian Ladies Open
2 DEU ザビーネ・リシキ 210.8 km/h 178 cm 2014 Stanford Classic
3 USA ビーナス・ウィリアムズ 207.6 km/h 185 cm 2007 US Open
4 SRB イバナ・ヨロビッチ 207 km/h 174 cm 2017 Fed Cup
5 USA セリーナ・ウィリアムズ 206.4 km/h 175 cm 2013 Australian Open
6 DEU ユリア・ゲルゲス 203.0 km/h 180 cm 2012 French Open
6 FRA キャロリン・ガルシア 203.0 km/h 177 cm 2016 Fed Cup
7 NLD ブレンダ・シュルツ・マッカーシー 202.7 km/h 188 cm 2007 Indian Wells Masters
8 UKR ナディヤ・キチェノク 202.0 km/h 172 cm 2014 Australian Open
9 JPN 大阪なおみ 201 km/h 180 cm 2016 US Open
9 CZE ルーシー・ハラデツカ 201 km/h 177 cm 2015 Wimbledon
10 DEU アンナ・レナ・グローネフェルト 201.1 km/h 180 cm 2009 Indian Wells Masters

データ参照元:ATP、WTA

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世界最速、サム・グロスのサーブ動画


サム・グロスが、世界最速サーブを打ったときの動画です。
2012年に韓国の釜山で開催されたBusan Openでの試合で、世界最速のサーブが放たれました。
相手にマッチポイントを握られている場面で打ったサーブなので、半ば開き直って、いい具合に脱力できていたのかもしれません。



番外編

錦織圭のサーブ速度


錦織圭プロのサービス速度は、2015年の全豪オープン時に、平均184kmで、最速201kmのサーブでした。やはり200kmのサーブは打てるということです。
サーブがウィークポイントと言われていますが、四大大会で準優勝しており、世界ランク4位を記録している選手ですから、その他のプレーが高次元のため、サービスがウィークポイントに見えている側面もありますね。

錦織圭のサーブ動画


大坂なおみのサーブ速度


世界のサーブスピードランキングで9位にランクインしている大阪なおみプロのサービス。
錦織プロの最速サービスと同等のサービスが打てるということです。
これだけのサービスを持っていれば、かなり優位にサービスゲームを進めることができます。

大阪なおみのサーブ動画




サーブ速度についてのまとめ


テニスにおいてサービス速度は非常に重要ですが、サービスが早いから試合に勝てるわけではありません。
サービスの確率、種類、緩急がつけられるかなど、サービスゲームをキープするための要素はその他にもたくさんあります。
ただ早いサービスが打てるに越したことはありませんね。
練習あるのみです。

それでは良いテニスライフを!

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