画面を通して観るプロテニスの試合ですが、生での観戦とは違い本来のスピード感が伝わりづらかったりしますよね。

コートを真上から映す映像は、選手とボールの全体的な動きを観るのに最適ですが、さすがにコート上の臨場感までは落とし込めません。

サーブは時速200キロを超え、打ち合っているストロークも、時には時速150キロを超え、選手たちは常に細かな全力ダッシュを繰り返して・・・と、頭では分かっていても、実際のスピード感までは見えてきません。

そこで今回は、日本テニス界の至宝、錦織圭の練習を真後ろから撮影した映像をご紹介。
2021年の全豪オープンでの練習風景です。

練習相手は、史上3人目のATPツアーシングルス優勝者である杉田祐一選手です。
自己最高世界ランキングは松岡修造の46位を抜いて日本人歴代2位記録を記録するこれまた日本屈指のATPランカーです。

錦織といえば、鋭いストロークと俊敏なフットワーク、そして世界屈指のリターンを武器に日本人史上初の4大大会決勝まで勝ち進んだ選手です。

錦織はどちらかというと、パワーやボールスピードというよりも、タイミングとコースでポイントを奪取するイメージがあったので、ボールスピードが早いイメージはあまりなかったのですが、、、

真後ろから観たら、レーザービームのようなストロークがバンバン飛び交い!
これが世界のトッププロかと驚かされる、さすがのボールスピードです。

錦織の練習を、真後ろから撮影した映像がこちら。

最初はメディシンボールを使用したアップから始まり、ハーフコートのストローク練習、全面を使用したストローク練習、サーブ練習、リターン練習で終了です。


この速度のボールを、試合でもほぼノーミスで打ち続けるわけですから、もうなんか、すごい世界ですね…。

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