
スポーツ選手、アスリートたちが大切にしている「ルーティン」を皆さんはご存知ですか?
トップのスポーツ選手たちは、練習中や試合時に必ず行うアクション、通称「ルーティン」を行います。
野球界のスーパースター、イチローは、バットを数回して肩に一度乗せてバットを構えます。
フィギアスケートのスーパースター羽生結弦選手は、まずリンクに上がるとフェンスに描かれている広告をチェックするそうです。
そして、ジャンプする位置を確認するのだそうです。
このようにルーティンを持つ目的、理由は様々ですが、アスリートたちは、ルーティンを行うことで心を落ち着かせ、集中力を上げています。
ルーティンには、本番でも普段から行っているアクションをすることで、脳に脳に日常を思い出させて緊張を解き、余計なことを考えず集中できるなどのメリットがあります。
テニス選手もルーティンを持っている選手はたくさんいますが、今回はその中でもルーティングが多いとされる特徴的な、ラファエル・ナダルのルーティンについて、ご紹介します。
特徴的なナダルのルーティン
実はナダルは試合中に、かなりのルーティンを行っています。
こちらの動画では、コートチェンジ間のブレークタイムでナダルが行なっている下記のルーティングが撮影されています。
- 飲料ボトルはラベルのブランド名をコート側に向けて地面に立てる。
- コートインする際にラインは踏まない。必ず右足からまたぐ
- 靴下の位置を直す。
- 食い込んだパンツの位置を直す。
この他にも、髪を耳にかけて、鼻に手を当てる、試合開始時のコイントスの間はジャンプをする、トスが終わるとコート後方までジグザグにダッシュをするなど、ナダルは毎試合多くのルーティンを行っています。
ナダルのルーティンは有名
そんなナダルのルーティンは、テニス界でも有名。2015年の全豪オープンでは、こんな笑顔溢れるシーンを見ることができました。ナダルがサーブを打とうとした直後、ふと立ち上がるボールパーソンの男の子。どうやら、風で倒れたナダルのボトルを直しにいくようです。
試合進行には影響なさそうですが、ナダルにとってボトルが、どれだけ大切なものかよく知っているんですね。
ここで驚いたのが、この少年はボトルを立てる際に、普段ナダルがやっているように、ラベルをコート側に向けて、倒れない様に立てかけています。
普段、ナダルがラベルをコートに向けているのをみているんですね。
これにはナダル本人も思わず爆笑しています。
その時の動画を見つけました。
こちらです。
女子テニスのダブルスで世界ランク1位にも輝いた杉山愛選手は、1日の中でテニスのために行うルーティンが、なんと33個もあったそうです。
このように試合中や練習中のルーティンだけでなく、オフコートでも、スポーツ選手は数多くのルーティンを持って生活しています。
やはりルーティンは、スポーツ選手が高いレベルで集中力を保ち、コンディションを保つために、非常に重要なものなのです。
まとめ
テニテニも試合中は、ルーティンを持っています。まず、サーブ前は、ボールを5回左手で地面にバウンドさせてから、サーブを打ちます。
なんかそうしないと落ち着かないんですよね。
逆にルーティンを行うと、心が落ち着くんですよね。
不思議です。
皆さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか?
それでは良いテニスライフを!
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