今回は、テニススクールで正社員、または契約社員、アルバイトで働く方が年収をアップするためにはどうすれば良いか、テニテニ通信が考察してみました。

実際にテニススクールでコーチとして働いたことがあり、またスクールにレッスン生として通う、テニテニ通信が書いたので、きっと役立つ内容だと思います!

現在、テニススクールでコーチとして働いていて、出世したい年収アップを狙いたい方はぜひ参考にしてみてください。


そもそもテニスコーチの年収はいくら?

そもそもテニスコーチの年収はいくらくらいなんでしょうか?
下世話な話ですが、テニス好きな方なら気になる方もいるかと思います。

多くの求人サイトや口コミサイトを調査したところ、大体310万円~405万円のレンジになるようです。
幾つか代表的なテニススクールの年収を掲載いたします。

ノア・インドアステージ
10人の社員・元社員の口コミによると、350万円が平均年収になるようです。
また口コミの平均年齢は29.7歳。

ニッケインドアテニス
3人の社員・元社員の口コミによると、383万円が平均年収になるようです。
また口コミの平均年齢は33.7歳。

ダンロップテニススクール
4人の社員・元社員の口コミによると、350万円が平均年収になるようです。
また口コミの平均年齢は34.5歳。

テニスコーチの仕事内容とは?

大きな役目は「テニスを教える」こと

私も経験がありますが、テニスのレッスンは、決められたレッスン内容をマニュアル通りに進めればOKといった簡単なものではありません。
テニスの技術が最低限必要なのははもちろん、何よりも大切なのはコミュニケーション力になります。

時にはおだてて、時には厳しいことを言いながら、レッスン生とコミュニケーションをとっていきます。
とにかく褒めて欲しいレッスン生、厳しめな言葉をかけて欲しいレッスン生、色々なタイプの生徒がいますので、レッスン生のニーズに合わせて最適なレッスンを提供していく必要があります。

テニスコーチもビジネスなので、自分の好きなように好きな教え方でコーチングしているだけでは、レッスン生は付いて来ず、スクールが成り立ちません。
テニスの技術を保つだけでなく、時にはコーチングの勉強会に参加し、コーチングのスキルも高めていく必要があります。

大変そうな仕事のように思えますが、テニスが好きな人からすれば、好きなテニスをしてお給料がもらえるので、魅力的な仕事だと思うのではないでしょうか。

テニススクールの社員コーチが年収を上げるには?



スクール(会社)内で出世する


とにかくスクール内での実績を作ることだと思います。
自分のレッスンの生徒定着率を安定させ、経験を積んでいき、会社から評価されればヘッドコーチやマネージャーなどの管理職に任命されます。
レッスンコーチたちを管理する立場になるわけですから当然年収もアップしますよね。

大手のテニススクールで、各地に分校がある場合は、一つのスクールの支配人を任せられることもあるでしょう。
支配人になると、テニスコーチとしてのスキルだけでなく経営能力が必要になってきます。

スタッフやレッスン生のケアをしながら、スクールの収支に責任をもつことになります。
支配人になり、テニスコーチとしてではなく、スクールの一経営者として手腕をふるい、スクールの利益を上げることができれば、高収入を手にすることも夢ではないはずです。

副業でプライベートレッスン


もちろん就業規定で禁止されている場合もありますが、「テニスを教える」というスキルを持っている以上、副業でもレッスンができます。
1レッスン90分を3,000でレッスンし、月に5回レッスンを行えば、15,000円になります。

もし、あなたが実績のある選手であれば、当然1レッスンあたりの単価も上がります。
調査して見ると、全日本選手権で上位進出するクラスの選手で、1時間あたり15,000円くらいが相場となっておりました。

ここまでのクラスの選手になると、2時間で30,000円ですから副業というより、もはや本業にできますね。

自分を評価してくれる組織に転職する


テニススクールももちろんスクールによって、給与形態や福利厚生が変わってきます。
アットホームな個人経営のテニススクールよりも、当然大手のテニススクールの方が給与も高く、福利厚生が充実しています。
もちろん個人経営のテニススクールの方が融通が効いたり、肩肘張らずリラックスできるので仕事がしやすい場合もありますよね。

ただ収入を上げたい、自分のテニスコーチとしての市場価値を上げたいということであれば、私は大手のテニススクールでコーチングをすることをお勧めします。
やはり大手のテニススクールは給与や福利厚生だけでなく、積極的に勉強会に参加させてくれたり成長のチャンスを得ることができる機会が多いです。

また先輩社員も多いので、キャリアパスも描きやすいという利点もあります。

もし現在自分の待遇や、環境に納得が行かないようでしたら、転職サイトに登録して、色々と調べてみてはいかがでしょうか?

テニスコーチから他の職業への転職について


テニスは好きなんだけど、違う仕事にもチャレンジしてみたいという方もいらっしゃるかと思います。
年齢や結婚しているかいないか、子供がいるのかいないのかで、転職へのハードルは変わってきます。

しかし、もしやりたいことがあるならば、私はまずはそのやりたい仕事について調査すべきだと考えます。
ただやみくもに挑戦する前に、プロの転職エージェントに、自身がテニスコーチとして積み上げてきた実績や能力を説明し、それは次のキャリアにどう活かせるのか?相談してみるとまた一つ世界が広がるかもしれません。

私も現在はサラリーマンをしておりますが、転職の際は、転職エージェントを活用しました。
あらゆる職業の状況を理解しており、冷静に客観的なアドバイスをしてくれます。

もし現在の自身のキャリアについてお悩みでしたら、転職エージェントに登録し、相談して見ることをおすすめします。
きっと悩みがクリアになると思います。

転職におすすめの転職エージェントサービス

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錦織圭のテニスコーチ、マイケル・チャンの年収は?


こちらの記事で紹介してますが、年収が30億を超える選手のコーチですから、それはそれはギャラも高額になると思います。
テニスジャーナリストの塚越亘さんは以下のように語っています。

「多忙なチャン氏は、専属コーチとして一年中、錦織に帯同しているわけではありません。4大大会など重要な試合の1週間前から帯同し、さらに試合期間中の2週間、錦織に指導を行うなど、1シーズン15~20週間の契約で、日当は50万円程度でしょう。20週とすれば7000万円になります。また、帯同した試合の賞金の10%がチャン氏に支払われるオプションも付いている」(塚越氏)

1日で50万円。割と高給なサラリーマンの月収を1日のコーチングで稼いでいます。
まぁ元世界2位の選手ですから、当然といえば当然でしょう。

やはり選手としての実績があると、言葉に説得力が生まれるのでしょうね。

まとめ

やはりどんな職業でも収入をアップさせるのは、容易いことではありませんね。
テニスコーチで年収アップを目指す方は、ぜひ本記事の内容を少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
それでは良いテニスライフを!

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