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ATPツアー史上、最もブレーク率が高い選手を知っていますか?

ナダル?違います。
ジュコビッチ?違います。
フェデラー?違うんです。

最もブレーク率が高い選手、それはアルゼンチン出身のプロテニスプレーヤー、ギリェルモ・コリアです。

ギリェルモ・セバスティアン・コリアは、アルゼンチン・ルフィーノ出身の元男子プロテニス選手。
2004年の全仏オープン男子シングルスで準優勝。
シングルス自己最高ランキングは3位。

身長175cm、体重69kgとATPツアー選手の中では小柄な体ながら、俊敏なフットワークと、そのブレーク率からも分かる巧みなストロークを武器に活躍した選手です。

右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ATPツアーでシングルス9勝を挙げています。
同国のライバル、ダビド・ナルバンディアンとは年齢も同じで、幼少時からしのぎを削っていました。

本記事では、ATPツアーで最もリターンゲームが強い選手ランキングトップ20を紹介いたします!

ATP リターンリーダーランキング

順位 選手名 Return Rating© 1stサーブブレーク率 2ndサーブブレーク率 リターンゲーム取得率 ブレークポイントの獲得率
1 ギリェルモ・コリア 166.6 33.60% 56.30% 32.40% 44.30%
2 ラファエル・ナダル 162.4 31.50% 55.80% 31.70% 43.40%
3 ギジェルモ・ペレス=ロルダン 168.2 34.20% 55.40% 33.60% 45.00%
4 アルベルト・ベラサテギ 151.9 28.50% 55.30% 26.60% 41.50%
5 フランコ・ダビン 163.1 32.30% 55.20% 31.60% 44.00%
6 ノバク・ジョコビッチ 163.4 32.00% 55.20% 31.60% 44.60%
7 バート・ウィッツ 164.6 33.20% 55.20% 32.00% 44.20%
8 ディエゴ・シュワルツマン 153.1 31.80% 55.10% 28.10% 38.10%
9 ジョルディ・アレーゼ 165.5 33.80% 55.10% 32.20% 44.40%
10 トーマス・ムスター 150.6 28.00% 55.00% 26.10% 41.50%
11 マイケル・チャン 145.8 27.30% 54.90% 25.50% 38.10%
12 デビッド・フェラー 161.8 32.20% 54.90% 31.10% 43.60%
13 アンディ・マレー 162.9 33.20% 54.90% 31.40% 43.40%
14 セルジ・ブルゲラ 161.1 32.20% 54.60% 30.10% 44.20%
15 アンドレ・アガシ 163 33.50% 54.50% 31.40% 43.60%
16 カルロス・アルカラズ 171.5 36.10% 54.40% 35.30% 45.70%
17 カルロス・コスタ 165 34.40% 54.30% 32.80% 43.50%
18 ホラシオ・デ・ラ・ペナ 155.3 31.40% 54.20% 27.60% 42.10%
19 ゴラン・プルピッチ 163.4 33.80% 54.20% 31.60% 43.80%
20 スラバ・ドセデル 151.2 29.10% 54.10% 26.30% 41.70%

プレイヤーのReturn Rating©は、4つのサービス・リターン・カテゴリーの勝率を加算して決定されます。

ギリェルモ・コリアのスーパープレー動画

Guillermo Coria: Best Ever ATP Shots & Rallies!

ギリェルモ・コリアのATPツアーでのベストポイントがまとめられています。
身長は高くないのですが、とにかく足が早く、粘り強いです。
粘って粘って、チャンスと見るや際どいコースを狙っています。
ATPツアー史上、トップクラスのテクニシャンですね。
ナルバンディアンとのポイント、ナダルとのポイントも必見です。



まとめ

今回は、「ATPツアー、リターンリーダーランキング」をご紹介いたしました。

ブレーク率ランキング1位は、勝手にナダルかジョコビッチ、フェデラーかと思っていたのですが、違いました。
ちなみに錦織圭選手は83位です。ATPの歴史を遡るとリターンのスペシャリストがたくさんいるんですね。

それでは!

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