ストローク、ネットプレー、サーブ、全てのプレーが世界最高峰のロジャー・フェデラー。
弱点がなく、正に現代の最強オールラウンダーです。

フェデラーのプレーは、無駄が無く、見るものを魅了します。
四大大会を20回制覇し、世界ランク1位の期間は、187週間。
約3年半、世界ランク1位に君臨し続け、この記録も歴代1位となっております。
38歳となったいまも、常に高みを目指し、ATPツアーでも勝ち続けています。

そんな天才フェデラーが最近、セイバーという技を生み出しました。
初めてフェデラーが披露したときは、世界に衝撃が走りました。

本記事では、フェデラーが生み出した新技セイバーを動画とともにご紹介します!
お楽しみください。

フェデラーの新しい必殺技「セイバー(SABR)」は半端ない!

そもそもセイバー(SABR)の意味は?

SABRとは、Sneaky Attack By Roger」の頭文字を取り、SABR(セイバー)と呼んでいます。
リターン時に相手がサーブを打つ瞬間にサービスライン付近まで近寄り、ハーフボレーでリターンすることをいいます。リターンの後は、ネットプレーでポイントを取りにいきます。
プロテニスの常識ですと、プロ選手のサーブをハーフボレーで返球することはありませんでした。

リターンされた側も、ハーフボレーで返球されると、いつものリズムが狂うため、タイミングがずれたり、準備が遅れ狙ったコース返しずらくなります。
プロのサーブをハーフボレーで、甘くならないコースに返球するのは、技術的にはかなり難しいレベルになります。

フェデラーのSABR(セイバー)動画をみてみよう!

Top 10 Most Brutal Sneak Attak by Roger Federer


こちらの動画では、過去のフェデラーのSABRをトップ10のランキング形式でまとめています。
すべて必見です。


ニック・キリオスのSABRもかっこいい


オーストラリアの天才、ニック・キリオスもセイバーを使います。
10代で2度、四大大会で8強入りを果たし、2016年に20歳でツアー初優勝と将来を嘱望されている選手です。
コート上で時折見せるマナーの悪さから、悪童と呼ばれていますが、その才能は本物です。


「セイバー(SABR)」についてのまとめ


フェデラーにしても、キリオスにしても、もちろんセイバーに失敗することがあります。
200キロ近いサーブをハーフボレーでしっかりとリターンするのは、至難の技です。
返球が甘くなり、パッシングを抜かれたり、ネットやアウトのミスショットになることがあります。
ただあのATPトッププロのレベルの中で、SABRに挑戦し、高確率で成功させ、ポイントをとってしまうところがすごいところですね。

みなさんも、奇襲をしかけてテニスのリズムを変えたい時、相手をあっと驚かせたいときなど、是非使用してみてはいかがでしょうか。

それでは良いテニスライフを!

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