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史上最高のオールラウンダーと言われる生ける伝説ロジャー・フェデラー。
そのフェデラーの大きな武器の一つであるキックサーブの動画をご紹介します。

キックサーブはスピンサーブの中の一種で、別名ツイストサーブと呼ばれる場合もあります。
スピンサーブはボールに縦回転がかかっており、バウンド後にボールは真上に高く弾みます。

キックサーブは、バウンド後に相手から逃げていくように、斜め上に高くバウンドすることが特徴です。
右利きの選手であれば、バウンド後にバック側にボールが逃げていきます。

まずはフェデラーが放った、こちらのキックサーブの動画をご覧ください。



えぐいです。相手選手が、イレギュラーかと思いコートを確かめています。
しかしATPツアーを行うハードコートでイレギュラーは考えられません。
このキックサーブが打たれたら絶対取れませんね…!

相手から逃げていくように、斜め上に高くバウンドしていることが分かると思います。
打ち方については、フェデラーのサーブ練習を後ろから撮影した、こちらの動画でイメージを掴むのが良いでしょう。



ワイドに打っている時のイメージが分かりやすいです。
動画の24秒辺りのサーブが特に強烈です。

ボールはフラットサーブのように打点から下にプロベーションを効かせて打ち下ろすのではなく、ボールの下からラケットを振り抜くイメージです。ボールが弧を描きながらコートに落ちていくイメージです。
野球でいうところのカーブのような弾道になります。

スピン系のサーブは打ち下ろすのではなく、ストロークのスピンショット同様に、ネットを超えたあとにボールが落ちるので、フォルとするリスクもリスクも少ないです。
マスターしてセカンドサーブとして使えるようになると、ダブルフォルトの数を減らすことができるでしょう。

大きな武器になるはずですので、ぜひ、フェデラーのイメージを持って練習してみてください!

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