今回はイタリア・ローマ出身の男子プロテニス選手、マッテオ・ベレッティーニの使用ラケット、シューズ、ストリングについてご紹介します。
テニス好きな両親のもとに生まれ、幼くしてラケットを握ったベレッティーニは、サッカーや水泳、柔道などのスポーツもやっていたものの、2歳下の弟ヤコポ・ベレッティーニ(同じくプロテニス選手)にせがまれて一緒にプレーしていたことがテニスを開始した動機のようです。
■この記事のPOINT
- マッテオ・ベレッティーニのプロフィール
- マッテオ・ベレッティーニの使用ラケット、ストリング、シューズ
- マッテオ・ベレッティーニの使用ラケットのパーソナルスペック
- マッテオ・ベレッティーニのスーパープレー動画
マッテオ・ベレッティーニの使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
マッテオ・ベレッティーニ プロフィール
名前:マッテオ・ベレッティーニMatteo Berrettini
国籍:イタリア・ローマ
出身地:イタリア・ローマ
居住地:モナコ・モンテカルロ
誕生日:1996年4月12日
身長:196cm
体重:95kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2015年
四大大会最高戦績・シングルス
マッテオ・ベレッティーニの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | 4回戦(2021) |
---|---|
全仏 | ベスト8(2021) |
全英 | 準優勝(2021) |
全米 | ベスト4(2019) |
キャリア自己最高ランキング
シングルス8位(2019年11月4日)ダブルス105位(2019年7月22日)
マッテオ・ベレッティーニ 使用ラケット
HEAD EXTREME MP NITE
マッテオ・ベレッティーニの使用ラケットは、HEAD EXTREME MP NITE
EXTREME シリーズ全ラインナップは、ダイナミックで斬新なデザインが特徴的です。そして、グラフィン 360+テクノロジーによりフレーム剛性の強化、クリアで快適な打球感をも可能にしています。さらに、スピンとパワーの効果をより高めるために、ボールインパクト時にストリングが大きく動きながらパワフルなトランポリン効果を生み出す、独自開発のスピン・グロメットが採用されています。

グラフィン・テクノロジーが導入された2013年以降、グラフィンを搭載したHEADラケットを持つプレーヤーたちは、グレードの高いトーナメントで圧倒的な勝利数なんだよね!

カラーリング、デザインがかっこいい!

男子も女子もトッププロも多数使用しているラケットだよね!
※プロ選手は市販品と異なるスペックのものを使用していることがあります。
HEAD EXTREME MP NITE スペック
全長 | 27inch |
---|---|
重さ(フレーム) | 300g(平均) |
バランスポイント | 平均325mm |
フレーム厚 | 23-26-21mm |
ストリングパターン | 縦16本×横19本 |
推奨張力 | 45-60(lbs) |
フェイス面積 | 100平方インチ |
グリップサイズ | G2 |
HEAD EXTREME MP NITEレベル別適正表
フェイスサイズも小さすぎず大きすぎず、重さもバランスが良いので、初中級の方から上級者の方まで幅広くしよういただけるラケットになっています。競技者 | 中級者 | 初心者 | |
---|---|---|---|
男性 | ◎ | ◎ | ○ |
女性 | ◎ | ◎ | ○ |
HEAD EXTREME MP NITE 搭載機能
グラフィン 360+
グラフィン 360+は、最適化されたエネルギー伝達を実現するHEAD独自のグラフィン360テクノロジーに、フレックスを高めクリーンな打球感を実現する革新的なスパイラル・ファイバーを組み合わせた最新テクノロジーです。※搭載機能のテキストはYONEX公式サイトより引用。
マッテオ・ベレッティーニ 使用ストリング
シグナムプロ ファイヤーストーム 1.25mm
マッテオ・ベレッティーニの使用しているストリングは、シグナムプロ ファイヤーストーム 1.25mmを使用しています。
ミハイル・ユージニー選手も使用するストリングです。
柔らかさと高反発性を重視し、シグナムプロの代名詞のテンション維持性を合わせ持ったアイテム。
ゲージ | 1.20mm/1.25mm/1.30mm |
---|---|
長さ | 12m |
構造 | ポリエステル |
素材 | ポリエステル |
カラー | ゴールドメタリック |
ポンド数は51で貼っているとTENNIS NERDに記事がアップされています。
マッテオ・ベレッティーニ 使用テニスシューズ
Lotto Mirage 100 SPD
マッテオ・ベレッティーニの使用しているテニスシューズは、Lotto Mirage 100 SPDです。
LOTTOのスポンサーするトッププロからの3つのリクエストを満たす為に開発されたプロフェッショナルモデル。
軽量 : 機敏で速いプレーを可能にする軽量シューズ。(片足350g/27.0cm)
安定性 : 激しいフットワークをサポートする為に新たに開発されたソールパターンと、アッパーに施されたケージシステムにより安定性と耐久性を強化。
クッション : シンパルステクノロジーによるクッションと衝撃吸収の最適化により怪我のリスクを軽減。
インソールには抜群の通気性とフィット感を実現し優れた防臭性も持つオーソライトカップインソールを採用。厚さの違う二種類を同梱しフィッティングに応じて調整可能。
マッテオ・ベレッティーニのプレー動画
Novak Djokovic vs Matteo Berrettini | Men’s Final Highlights | Wimbledon 2021
自身初のグランドスラム決勝進出となり、ジョコビッチに敗退したものの、激闘を繰り広げ、世界中のテニスファンがもしかしたらジョコビッチに勝利するかもしれないと本気で思えた試合でした。
超速のサービスと、切れ味のあるスライス、パワーのあるフォアハンドでジョコビッチをあと1歩のところまで追い詰めました。
Matteo Berrettini vs Aslan Karatsev | Serbia Open 2021 Final Highlights
4度目となるATPツアー優勝となったセルビアオープン決勝のハイライトです。
カラツェフにフルセットで勝利しての優勝です。
硬式テニスラケット選びのポイント
プロ選手と同じラケットを使用したいけど、自分に合っているラケットはどんなラケットなのか知りたい方も多くいると思いますので、硬式テニスラケットの選び方のポイントについても解説いたします。ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。本当に大切なのは実際に打ってみることです。
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。
マッテオ・ベレッティーニのSNS
まとめ
今回はマッテオ・ベレッティーニの使用ラケット、ストリング 、シューズについてご紹介しました。4大大会でもファイナルまで勝ち進んでおり、これからグランドスラムを制する可能性がある選手です。
イタリアのイケメン、ベレッティーニ、注目の選手です。
それでは良いテニスライフを!
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