オーストラリア出身の女子プロテニス選手、アシュリー・バーティの使用ラケット、使用ラケットのパーソナルスペック、ストリング、シューズについて調査しましたのでご紹介します。
バーティは、WTAシングルス最高ランキング1位、またダブルスでもWTAランキングで自己最高5位を記録しています。
■この記事のPOINT
- アシュリー・バーティのプロフィール
- アシュリー・バーティの使用ラケット、ストリング、シューズ
- アシュリー・バーティの使用ラケットのパーソナルスペック
- アシュリー・バーティのスーパープレー動画
- アシュリー・バーティのフォトギャラリー
アシュリー・バーティ 来歴
バーティは、2010年にITF25kの大会でプロデビューしました。2012年から本格的にツアー大会への出場を始めましたが、シングルスでは好成績を残せませんでした。
ダブルスではケーシー・デラクアと組み、2013年全豪オープン、2013年ウィンブルドン選手権、2013年全米オープンの3大会で決勝に進出していずれも3大会で準優勝しています。
しかし2015年に燃え尽き症候群となり、2014年全米オープン後に「テニスから離れる」「若い頃から試合のために旅をし続け、あまりにも忙しかった。ふつうのティーンエイジャーの生活を送り、ふつうの経験をしたい」とツアー離脱を表明。
実際2015年にはテニスを離れ、クリケット選手としてプレイしていました。
クリケットのシーズンが終了した後2月に、2016年から再びテニスに復帰することを発表。当初はITF25kの大会のダブルスにのみ出場し、初めの2か月で5大会に出て、復帰戦を含む3大会で優勝した[19]。5月下旬にITF50kの大会でシングルスにも復帰。6月のノッティンガム・オープンでWTAツアー復帰を果たしています。
復帰した2017年はバーティ飛躍の都市となります。
全豪オープンでは主催者推薦出場から自己初のシングルス3回戦に進出。
2月のクアラルンプール大会では予選から勝ち上がりツアー初の決勝進出。
決勝では日比野菜緒を6–3, 6–2で破りシングルス初優勝。
ケーシー・デラクアと組んだダブルスも優勝。
大会後のランキングで92位となり初めてトップ100入りを果たしました。
2017年始に271位だった世界ランキングは、最終的に17位まで急上昇しました。
自己最高ランクのWTA1位は2019年6月に達成しました。
アシュリー・バーティの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
アシュリー・バーティ プロフィール
名前:アシュリー・バーティAshleigh Barty
国籍:オーストラリア
出身地:オーストラリア・クイーンズランド州イプスウィッチ
誕生日:1996年4月24日
身長:166cm
体重:62kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2010年
四大大会最高戦績・シングルス
バーティの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | ベスト4(2020) |
---|---|
全仏 | 優勝(2019) |
全英 | 4回戦(2019) |
全米 | 4回戦(2018) |
キャリア自己最高ランキング
シングルス1位(2019年6月24日)ダブルス5位(2018年5月28日)
アシュリー・バーティ 使用ラケット
HEAD グラフェン360+ グラビティ プロ
アシュリー・バーティの使用ラケットは、HEAD グラフェン360+ グラビティ プロです。
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HEAD グラフェン360+ グラビティ プロ
積極的に攻撃するスタイルを目指すプレーヤーに、GRAVITY MP の基本性能そのままのテクノロジーや使用感を維持しながらも、軽さと振りやすさを提供できるモデルです。
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HEAD グラフェン360+ グラビティ プロ
市販品のスペック
全長 | 27inch |
---|---|
重さ(フレーム) | 平均315g |
バランスポイント | 平均315mm |
フレーム厚 | 20mm |
ストリングパターン | 18×20 |
フェイス面積 | 100inch² |
グリップサイズ | 2.3.4 |
テクノロジー | Graphene 360+ |
アシュリー・バーティの使用ラケットスペック
Tennis Nerdでスペックについて調査しましたが、バーティが実際に使用しているのは16×19のストリングパターンのHEAD Gravity Proと記載がありました。
参照:Tennis Nerd
アシュリー・バーティ 使用ストリング
ダビド・ゴファンの使用しているストリングは、メインのHEAD HawkTouchです。クロスにはナチュラルのストリングを使用しているようです。
参照元:Tennis Nerd
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HEAD HawkTouch
複数回の加熱処理を施された独自のプロセスで生産されるクリスタル・コア・テクノロジーを採用。
優れたタッチ、耐久性そしてテンション維持性能を誇り、プロ・プレーヤーからも高い評価を受けるホークにソフト感を加えたニュー・ツアー系ストリングス。楽天で見る
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アシュリー・バーティ 使用テニスシューズ
Fila Axilus 2 Energized Black/Blue/Turq Women’s Shoes
シュリー・バーティの使用しているテニスシューズは、Fila Axilus 2 Energized Black/Blue/Turq Women’s Shoesです。-
Fila Axilus 2 Energized Black/Blue/Turq Women’s Shoes
オールコートサーフェイスのモデル。軽量且つ耐久性のトゥゲージ。ソフトインナーボード。マルチレイヤーフットベット採用の機能性あふれるテニスシューズ楽天で見る
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アシュリー・バーティのスーパープレー
Ashleigh Barty | Queen of Slice
スライスの女王と言っても過言ではない、バーティのスライスを特集した動画です。小柄な体格ながら、WTA1位に上り詰めるためにはこのスライスが必要不可欠だったことでしょう。
回転量、コース、変幻自在のスライスは必見です。
Ashleigh Barty vs Marketa Vondrousova – Final Highlights | Roland-Garros 2019
バーティが優勝した2019年の全仏オープン決勝戦のハイライトです。この年にバーティーは年間最終順位を1位で終えました。
硬式テニスラケット選びのポイント
プロ選手と同じラケットを使用したいけど、自分に合っているラケットはどんなラケットなのか知りたい方も多くいると思いますので、硬式テニスラケットの選び方のポイントについても解説いたします。ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。本当に大切なのは実際に打ってみることです。
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。
アシュリー・バーティのSNS
まとめ
今回はアシュリー・バーティの使用ラケット、ストリング、シューズについてご紹介しました。バーティは一度、休息期間を経てクリケット選手になり、テニス界に戻ってきて世界ランキング1位に上り詰めるという異色の経歴です。
変幻自在のスライス、巧みなネットプレーなど見ていて飽きない、面白いプレーヤーです。
今後もバーティのプレーには注目ですね。
それでは良いテニスライフを!
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