自分に合ったテニスシューズを履こう!

正しいテニスシューズの選び方で、自分の足に合ったテニスシューズを履けば、確実にフットワークが軽くなります。
プレーするサーフェス、足のサイズ、足の型、シューズごとの特長をおさえ、自分の足にフィットしたシューズを選択すれば、さらにテニスを楽しくプレーできるようになります。
この記事では、正しいテニスシューズの選び方と、主要なシューズブランドを紹介しています。
ぜひあなたのテニスシューズ選びの参考にしてください。

プレーするサーフェスでシューズの種類は変わる


ハードコート用のテニスシューズ、オムニ&クレーコート用のテニスシューズでは、シューズのソール部分のつくりが全く違います。
ソール部分の性能は、プレー中の切り返しや、スライド、止まる動きに一番影響します。

テニスコートのサーフェスは、主に人工芝、天然芝、クレー、ハードコート、カーペットコートの5種類になります。
天然芝のテニスコートは、ぼほ日本国内にありませんので基本的には、その他4種類のテニスコートでプレーすることを前提にシューズを選べば問題ないと思います。

また国内のテニスシューズは「オールコート」用以外ですと、「人工芝/クレーコート」用と「ハードコート」用の2種類に分かれていますので、人工芝とクレーコートでプレーする機会が多い方は、「人工芝/クレーコート」用のシューズを選択し、ハードコートでプレーする機会が多い方は、「ハードコート」用のシューズを選択すれば問題ありません。

試合などで様々なサーフェスでプレーする方は、両方の種類のシューズを持っておくか、オールコート用のシューズを持つことをおすすめします。

ソール別の写真
対応サーフェスによって、ソール部分の構造が全く違いことがわかります。
クリックで画像が拡大します。

人工芝/クレーコート用

オールコート用

カーペットコート用


足のサイズを正しく計測しよう


足のサイズを測定できる機器を購入して測る方法もありますが、量販店でも足のサイズを計測してくれる店は多いので、スポーツ用品店などに行った際についでに足のサイズを測って記録しておくことをおすすめします。
また自分で測る場合は、壁にかかとをつけて、30cm物差しやメジャーで計測も可能です。

テニスシューズは、一般的に実際の自分の足のサイズに0.5cmから1cmをプラスしたものを履くといいと言われています。
足のサイズを計測し、25cmの方は、25.5cmか26cmのシューズを履くのがおすすめです。

あなたの足の型は、幅広、幅狭?


カタログ上に、E、2E、3Eなどで表記されている数値は、足の外周の大きさ、足囲を示しています。
数字が大きいほど、足囲が大きいサイズになります。
メーカーによっては、サイズ表記をしていない場合、または表記の仕方が異なることもありますので注意してください。
足とシューズのスペースの感覚、すなわちフィット感を決める大切な要素になります。

シューズごとの特長を抑えよう


足の大きさ、足囲を基準にシューズのサイズは選択できますが、シューズそのものの機能、特長はシューズごとに異なります。
シューズごとの特長をおさえ、自分にあったシューズを見つけてください。

テニスシューズは、あなたのケガを予防し、またプレーの質を高めてくれる大切な用品です。
ラケットと同じくらいプレーを左右すると言っても過言ではありません。

一度、これだ!と思うブランドシューズが見つかったら、継続して履き続けることをおすすめします。
ラケットと同じで、シューズの感覚も体に身につきますので、慣れ親しんだシリーズを履いた方が怪我のリスクの低下にも繋がります。
逆に、履き心地に違和感を感じるようでしたら買い替えをおすすめします。

おすすめのテニスシューズブランド

3つほど代表的なテニスシューズブランドをチョイスしました。
ぜひ参考にしてみてください。
ただ先述のとおり、ラケットしかりシューズも相性がとても大切です。

その人の足の型、動きの癖によって、人によって全く履き心地が異なります。
一度履いてプレーしてみて、これだ!と思ったシューズに出会えたら、それはきっと運命ですので、大切に履き続けてくださいね。

asics テニスシューズ


画像出典:楽天

メイドインジャパンの安定感、その履き心地から海外のプロ選手でも愛用している選手が多いです。
世界のATP世界男子トッププロ上位100選手のうち、約25%がアシックスのテニスシューズを履いているというデータもあります。(2015年6月 出所:Sports Buzz Buisness)
2018年1月にはノバク・ジョコビッチ選手とシューズ用品の契約締結のビッグニュースが出ました。
それだけシューズの機能性、デザイン性など総合的に世界で評価されているということだと思います。

アシックスのテニスシューズは、履いてみるとわかりますが、窮屈感を感じないのに、しっかり足にフィットしていて、長時間履いてプレーしても疲れません。もともと陸上競技専門のブランドなのもうなずけます。
一度履いてみる価値のあるブランドです。


YONEX テニスシューズ


画像出典:楽天

YONEXもasics同様にメイドインジャパンの代表ブランドの一つです。asicsはシューズブランドですが、YONEXはラケットも販売していブランドです。
シューズ以外も扱っているブランドだからシューズのクオリティが劣るかというと、そんなことは全くなく、常に進化し続けています。
生卵を落としても割れないパワークッションというテクノロジーは衝撃でした。
グランドスラムで3度タイトルを手にしているスタン・ワウリンカは、ラケットだけでなくシューズもYONEXのパワークッションを履いています。
クッション性、衝撃吸収性、総合的にみて非常に質の高いテニスシューズです。
ぜひ、お試しください。


Babolat テニスシューズ


画像出典:楽天

asics、YONEXと比較すると好みの分かれやすいブランドになります。
フィットの感覚が強めという口コミも多く、最近の日本人の足型の傾向でもある足囲が狭めの方に合う方が多いかもしれません。
しっかり足をシューズで抑えた感覚でプレーしたい方にはおすすめです。
日本人で史上3人目のATPツアー優勝を果たした杉田祐一プロも使用しています。

タイヤブランドのミシュランのテクノロジーをシューズに搭載しており、耐久性、グリップ性の性能は非常に高いです。
杉田プロのあの俊敏なフットワークを支えているシューズ、ぜひあなたも試してみてはいかがでしょうか?


テニスシューズの選び方 まとめ

今回、テニスシューズの選び方と、主要なブランドを記載しました。
シューズ選びは、プレーの質だけでなく、怪我の予防に大きく関係してきますので、価格で妥協せず、デザインだけで選ばずに、ご自身の足にフィットする一足をぜひ見つけ出してください。
それでは良いテニスライフを!

スポンサーリンク