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今回はオーストラリアを代表するプロテニスプレーヤー、ニック・キリオスの使用ラケット、ストリング、シューズを紹介します。
コート上での振る舞いの悪さから悪童と呼ばれ、何かと世間を騒がせてくれるイメージがありますが、世界トップのテニスプレーヤーであることに間違いありません。

キリオスファン必見の内容となっておりますので、キリオスの使用ラケット、ストリング、シューズが気になる方は是非参考にしてみてください。

ニック・キリオスの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!

ニック・キリオス プロフィール

名前:ニコラス・ヒルミー・”ニック”・キリオス
Nicholas Hilmy “Nick” Kyrgios
国籍:オーストラリア
出身地:オーストラリア・キャンベラ
誕生日:1995年4月27日
身長:193cm
体重:94kg
利き手:右
バックハンド:両手打ち
プロ転デビュー年:2013年

四大大会最高戦績・シングルス

キリオスの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。

全豪 ベスト8(2015)
全仏 3回戦(2015・16)
全英 ベスト8(2014)
全米 3回戦(2014、2016、2018、2019)

キャリア自己最高ランキング

シングルス13位(2016年10月24日)
ダブルス68位(2017年6月19日)

ニック・キリオス 使用ラケット

Yonex EZONE 98


キリオスの使用しているラケットは、Yonex EZONE 98です。
カラーはディープブルー。大坂なおみ選手も使用するモデルです。
キリオスと言えば、ヨネックスのラケットにナイキのウェアのイメージが強いです。
派手な色が違和感なく似合う選手です。

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  1. Yonex EZONE 98

    YONEX Eゾーン98

    大坂なおみ選手・ニック・キリオス選手使用。
    爆発的パワーと柔らかい打球感を高次元で両立。瞬時の掴みに優れる、コントロールモデル。

    20,790円 (税込)(2020/11/25 時点)

    価格は楽天の情報を掲載しています

YONEX EZONE(イーゾーン) 98のスペック

市販品のスペック

全長 27inch
重さ 305g
バランスポイント 平均315mm
フレーム厚 23.0-24.0-19.0mm
ストリングパターン 16×19
バランス 平均315mm
フェイス面積 98inch²
素材 高弾性カーボン+M40X+VDM
サイズ G2・3(平均305g)
カラー ディープブルー
推奨張力 45〜60(lbs)
推奨ストリング POLYTOUR FIRE、POLYTOUR PRO、REXIS

ニック・キリオスの使用ラケットスペック


キリオスは市販で販売されているラケットとは異なるスペックを特注しています。
実際にキリオスが使用しているラケットのスペックを紹介します。
若干、重さを重くするなど少し仕様を変更しているようです。

フェイス面積 98inch²
長さ 27inch²
重さ 310グラム
フレーム厚 23.0-24.0-19.5mm
バランス 5ポイント ヘッドライト
フレックス 66RA
ストリングパターン 16×19
スイングウェイト 322 strung

参照元:tennisnerd.net

ニック・キリオス 使用ストリング


キリオスの使用しているストリング は、YONEXのストリングのPOLYTOUR PRO 120です。

ストリング テンション
縦ストリング(メイン) POLYTOUR PRO 120 (約55ポンド)
横ストリング(クロス) POLYTOUR PRO 120 (約55ポンド)

こちらの動画のEZONE 98のインプレッションが参考になります。
メーカーの方も出演されているので、基本はポジティブポイントのインプレッションですが、現役のテニスコーチ、テニスショップスタッフの解説なので、非常に参考になります。



  1. YONEX POLYTOUR PRO 120

    YONEX POLYTOUR PRO 120

    ポリ素材なのに柔らかめの打球感で肘に優しい。サーモプレストレッチ製法の1.20mmゲージで反発力に優れ、緩み感が少ない。
    ニック・キリオス、西岡良仁使用。
    1,509円 (税込)(2020/12/6 時点)

    価格は楽天の情報を掲載しています

ニック・キリオスの使用テニスシューズ

Nike Air Zoom Vapor X White/Black/Green Men’s Shoe


キリオスの使用しているテニスシューズは、NIKEのAir Zoom Vapor Xです。

  1. ナイキ(NIKE) 20SP メンズ エア ズーム ヴェイパー X

    Nike Air Zoom Vapor X

    軽量で安定性に優れ、高反発。ナイキコート エア ズーム ヴェイパー Xは、改良されたDynamic Fitシステムとフルレングスのフットフレームで横方向への究極のボディコントロールを実現。ジェネレーティブデザインの新しいアウトソールとZoom Airユニットが、コート上で軽くて反発力のある履き心地を実現します。
    11,500円 (税込)(2020/12/6 時点)

    価格は楽天の情報を掲載しています

硬式テニスラケット選びのポイント

ラケットの重量

ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。

ラケット重量の基準


  • 270g以下が軽量のラケット
  • 285g〜305gが男性標準のラケット
  • 310q以上が重いラケット

バランスポイントについて


バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。

重量が軽いのと、扱いやすさは異なる


ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。

  • トップヘビー:325mm以上
  • トップライト:315mm以下

トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。

ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。

フェイスサイズ


ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。

  • 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
  • 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
  • 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下

大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。

すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。

フレーム厚


フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。

  • 28mm以上:厚いラケット
  • 22mm〜28mm:標準ラケット
  • 22mm以下:薄いラケット

フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。

硬さ

カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。
数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。

具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。

フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。

実際に試打するのが大切

最も重要な打球感

ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。
本当に大切なのは実際に打ってみることです。

自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。

これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。

ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。

キリオスのスーパープレー

Top 100 Roger Federer Career ATP Points!

キリオスのATPツアーでのスーパープレーをまとめています。
全ポイント、世界のトップレベルのポイントなのは間違い無いのですが、全てのポイントにどこかキリオスらしさがありますよね。



ニック・キリオスのフォトギャラリー


フォアハンドのフィニッシュですね。
すごい躍動感です。

ぱっと見、バスケ選手に見える出で立ちですが、紛れもなく世界トップのプロテニスプレーヤーです。


EZONE 98で放たれた強打。これは痛そうです。

ニック・キリオスのSNS

Twitter

https://twitter.com/nickkyrgios

Instagram

https://www.instagram.com/k1ngkyrg1os/

Facebook

https://www.facebook.com/nkyrgios/

まとめ

今回はニック・キリオスの使用ラケット、ストリング 、シューズについてご紹介しました。

時折、問題行動、発言でテニス界を賑わすニックキリオスですが、プレーは紛れもなく世界トップクラスです。
集中しているときはビッグ4のプレーヤーにも勝利しますし、実力は本物です。

いつかこの悪童キリオスが、グランドスラムを制するところをみたいですね。

それでは良いテニスライフを!

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