今回はアルゼンチンのディエゴ・シュワルツマンの使用ラケット、ストリング、シューズを紹介します。
シュワルツマンは、身長170cmという、ATPのトッププロと中では非常に小柄な体格ですが、素早いフットワークと、小柄な体格を感じさせない豪快なストローク、そして多彩なテクニックでツアータイトルも獲得しています。
シュワルツマンファン必見の内容となっておりますので、シュワルツマンの使用ラケット、ストリング、シューズが気になる方は是非参考にしてみてください。
ディエゴ・シュワルツマンの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!
ディエゴ・シュワルツマン プロフィール
名前:ディエゴ・シュワルツマンDiego Sebastián Schwartzman
国籍:アルゼンチン
出身地アルゼンチン・ブエノスアイレス
居住地アルゼンチン・ブエノスアイレス
誕生日:1992年8月16日
身長:170cm
体重:64kg
利き手:右
バックハンド:片手打ち
プロ転デビュー年:2010年
四大大会最高戦績・シングルス
シュワルツマンの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。全豪 | 4回戦(2018・20) |
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全仏 | ベスト4(2020) |
全英 | 3回戦(2019) |
全米 | ベスト8(2017・19) |
ディエゴ・シュワルツマン キャリア自己最高ランキング
シングルス:8位(2020年10月12日)ダブルス:40位(2019年8月19日)
ディエゴ・シュワルツマン 使用ラケット
HEAD グラフィン360 ラジカル MP
シュワルツマンの使用しているラケットは、HEAD IG Radical MPです。
シュワルツマンのダイナミックのストロークや、多彩なタッチショットはこのラケットから繰り出されます。
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HEAD グラフィン360 ラジカル MP
革新的なグラフィン360°テクノロジーの採用により、優れた安定性と、よりスピードのあるボールを実現する最適なエネルギー伝達を実現。
シリーズ中で最も万能型のこのラケットは、ダイナミックな16/19ストリング・パターンにより高い操作性とスピン力を発揮。
グリップが扁平型からスピードシリーズと同様の正八角形に近い形となっているのも特徴。
HEAD グラフィン360 ラジカル MPのスペック
市販品のスペック
全長 | 27inch |
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重さ | 平均295g |
バランスポイント | 平均320mm |
フレーム厚 | 21.5mm |
ストリングパターン | 16 x 19 |
素材、テクノロジー | Graphene360 |
フェイス面積 | 98inch² |
ディエゴ・シュワルツマンの使用ラケットスペック
シュワルツマンは市販で販売されているラケットとは異なるスペックを特注しているようです。シュワルツマンの場合、そもそもフレームの素材が異なり、重さを重くするだけでなく、ラケットの長さも1インチ長くしているそうです。
またストリングパターンと、バランスポイントも市販品と異なります。
フレーム | HEAD IG Radical MPと予想 |
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重さ | 平均355g |
バランスポイント | 平均325mm | 長さ | 28インチ |
参照元:tennisnerd.net
こちらの動画のHEAD グラフィン360 ラジカル MPのインプレッションが参考になります。
メーカーの方も出演されているので、基本はポジティブポイントのインプレッションですが、メーカーのプロダクト担当者と現役のテニスショップスタッフの解説なので、非常に参考になります。
現役テニスコーチYouTuberともやんもインプレッション動画を出していたので、こちらも参考にしてみてください。
ディエゴ・シュワルツマン 使用ストリング
ディエゴ・シュワルツマンの使用しているストリングは、ルキシロン アルパワー1.25を使用しているようです。-
ルキシロン アルパワー1.25
・多くのツアープレーヤーに支持されるベストセラーモデル
・ルキシロン独特のパワーとスピードを生み出す史上最強のツアーモデル
・シュワルツマン以外にも、F・M・デルポトロ、E・グルビス、D・ハンチェコバ、P・クビトワなどが使用
ディエゴ・シュワルツマンの使用テニスシューズ
Fila Axilus 2 Energized
シュワルツマンの使用しているテニスシューズは、Fila Axilus 2 Energizedです。
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Fila Axilus 2 Energized
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硬式テニスラケット選びのポイント
ラケットの重量
ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。ラケット重量の基準
- 270g以下が軽量のラケット
- 285g〜305gが男性標準のラケット
- 310q以上が重いラケット
バランスポイントについて
バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。
重量が軽いのと、扱いやすさは異なる
ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。
- トップヘビー:325mm以上
- トップライト:315mm以下
トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。
ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。
フェイスサイズ
ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。
- 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
- 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
- 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下
大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。
すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。
フレーム厚
フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。
- 28mm以上:厚いラケット
- 22mm〜28mm:標準ラケット
- 22mm以下:薄いラケット
フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。
硬さ
カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。
具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。
フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。
実際に試打するのが大切
最も重要な打球感
ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。本当に大切なのは実際に打ってみることです。
自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。
これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。
ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。
シュワルツマンのスーパープレー
21 Magical Stefanos Tsitsipas Moments!
シュワルツマンのATPツアーでのハイライトを紹介しています。身長が170cmの小柄な体格を全く感じさせないダイナミックなストロークは見ていて圧巻です。
フットワークも抜群ですし、身長170cmでのでATPトップ10入りは超人です。
ディエゴ・シュワルツマンのフォトギャラリー
ダイナミックなフォアハンドです。このフォアハンドで相手を押し込み主導権を握ることが多いです。モデルの彼女との一枚です。めちゃくちゃ美人です。
股抜きショットです。こういうトリッキーなプレーも似合います。
ディエゴ・シュワルツマンのSNS
まとめ
今回はディエゴ・シュワルツマンについてご紹介しました。小柄な体格を感じさせない試合の組み立てや、体の使い方は日本人選手も参考になるところが多いプレーヤーですよね。
今後も小さな巨人、ディエゴ・シュワルツマンに注目していきます。
それでは良いテニスライフを!
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