いまや日本中の誰しもが知る存在となった錦織圭プロ。
日本人選手として初のATP世界ランクトップ10入りを果たし、四大大会での決勝進出、ATPグランドファイナルズへの出場など数々の快挙を成し遂げ、次々と日本のテニス史を塗り替えてきました。
そんなスーパースター錦織プロは、ジュニア時代はどのような戦績を残してきたのでしょうか?
気になったので、テニスフリークの私が徹底調査しました。
幼少期のお子さんがいる方、ジュニアの指導をしているテニスコーチは参考にしてみてください。
錦織圭の幼少期、ジュニア時代とは?
錦織圭の両親は、どんな人?
錦織プロの両親は、会社勤めのお父さんと、ピアノ講師のお母さんで、いたって普通の一般家庭です。お父さんは、麻雀好きの勝負師で、お母さんは、控えめな方という情報があります。
また4歳上のお姉さんがいて、お姉さんはインターハイにも出場した経験を持ち、現在はテニスコーチをしているそうです。
小学生時代は、全国大会3冠
錦織プロは、5歳の頃にテニスを始め、小学生時代は島根県松江市にあるグリーンテニススクールに通います。2001年小学6年生の5月に全国選抜ジュニアテニス選手権大会(12歳以下の部)で優勝。
また同年、7月には全国小学生テニス選手権で全5試合全てをストレート勝ちで勝利し、優勝。
さらに、その10日後に開催された全日本ジュニアテニス選手権大会(12歳以下の部)でも全試合ストレート勝ちで優勝。
日本テニス史上5人目となる全国大会3冠を成し遂げます。
小学校卒業時には、同世代に敵なしの状態となっていました。
13歳、中学2年生の時に渡米、オレンジボールで
2002年に、盛田正明が運営する盛田正明テニス・ファンド(MMTF)の選考会に参加し、翌年1月、13歳の時に、候補生のひとりとしてアンドレ・アガシやマリア・シャラポワなど世界のトッププレーヤーを輩出している名門IMGアカデミーに二週間の短期留学します。
初の短期留学中の、練習に取り組む姿勢が評価され、翌年2003年8月にもMMTFに選抜され再度渡米します。
この2回目のMMTFでの渡米後、ジュニアのグランドスラムに並ぶグレードの国際大会のオレンジボールで、準優勝します。
16歳、ジュニアグランドスラムで躍進、ATPポイントも獲得
高校生になる頃には、IMGテニスアカデミーのトップチームにも昇格し、専任のコーチもつくようになります、
2006年3月、錦織プロが16歳の時に、京都で開催されたATPチャレンジャー大会「島津全日本室内テニス選手権大会」に主催者推薦枠で出場。
初戦で敗退したものの、初のATPポイントを獲得します。
同年、全豪オープン、全仏オープンのジュニア部門でシングルス8強入りを果たします。
全仏オープンのジュニア大会では、日本人史上初のダブルス優勝のタイトルも手にしました。
同年10月には、フューチャーズ大会の予選から出場し、優勝し、16歳で、フューチャーズ大会のタイトルを手にします。
年末には、チャレンジャー大会の本戦にも出場し、初勝利も手にします。
このときの世界ランクは、603位。日本ランクは10位。
16歳にして、国内ランキングトップ10入りを果たします。
→男子テニスのATP世界ランキングの仕組みを分かりやすく解説!
2007年10月に17歳9ヶ月でプロ転向
2007年5月に、ノーシードで出場したLAテニス・オープン・USTA男子チャレンジャーシングルスで準優勝。7月には、ATPツアー250のカントリーワイド・クラシックシングルスに予選から出場し、予選を勝ち上がり自身初のツアーシングルス本選出場。
同年、ATPツアー250のRCA選手権シングルスでも予選勝ち上がり、準々決勝まで勝ち進み日本人男子史上最年少のATPツアーシングルスベスト8を決めました。
ジュニア時代から目覚ましい活躍を続けた錦織プロは、10月1日付でのプロ転向を発表し、17歳9ヶ月でプロ転向しました。
その後の活躍は、知っての通りです。
世界ランク4位、全米オープン準優勝、ATPツアー大会での数々のタイトル。
今後も天才、錦織プロの活躍から目が離せませんね。
ジュニア時代のコーチングの大切さ
本来持っている選手の資質を最大限に伸ばすためにも、ジュニア時代のコーチングは本当に大切です。元テニスコーチの私も、「この子、もっと小さい頃からちゃんとしたコーチングを受けていれば、もっと結果を出せただろうに。」と思う選手をたくさん見ました。
高校や大学からテニスを始めるのと、小学校や中学校でちゃんとしたコーチングを受けるのでは、やはりスタート地点が全く違います。
またスタートの時期ももちろんですが、コーチの質も非常に大切になります。
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錦織圭の幼少期、ジュニア時代のまとめ
錦織プロのジュニア時代の戦績を見ると、やはり当時からずば抜けた強さを持っていたことがわかります。
全国大会の3冠から、グランドスラムでの活躍、若干16歳でATPツアー本戦への出場。
錦織プロなら四大大会のタイトルも夢では無いように思えますね。
それでは良いテニスライフを!
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