オーストリア・メルボルンで開催されているGLAND SLAM「全豪オープン」。
1月15日(火)に、男女シングルス1回戦が行われ、世界ランク9位で第8シードの錦織圭が、予選を勝ち上がってきた同176位のカミル・マジュルザクと対戦し、3-6、6-7(6)、6-0、6-2、3-0の時点で、マジョルザクが途中棄権し、錦織が2回戦進出を決めた。

また同78位のダニエル太郎は、同145位のタナシ・コキナキスの対戦し、5-7、4-2時点でコキナキスが棄権を申し出たため、ダニエル太郎の勝利となった。

女子では同4位で今大会第4シードの大阪なおみが、同86位のマグダ・リネッテに6-4、6-2のストレートで勝利し、2回戦へと駒を進めた。
予選から勝ち上がった同133位の土居美咲は、同89位のマディソン・ブレングルと対戦したが、4-6、0-6のストレートで敗退した。

これで日本人選手の全豪オープン1回戦の全日程が終了し、男子では、錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎が2回戦へ、女子では大坂なおみが2回戦へと勝ち進む結果となった。

全豪オープン2019大会情報、出場日本人、シード選手、テレビ、WOWOW放送予定

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全豪オープン 男子シングルス

1回戦

WIN ダニエル太郎 5-7、4-2 LOSE タナシ・コキナキス(RET)
WIN 錦織圭 3-6、6-7(6)、6-0、6-2、3-0 LOSE カミル・マジュルザク(RET)
WIN 西岡良仁 6-4、7-6 (7-5)、4-6、6-4 LOSE テニス・サングレン
WIN ダニエル・エバンス 7-5、6-1、7-6 (7-5) LOSE 伊藤竜馬

全豪オープン 女子シングルス

1回戦

WIN 大阪なおみ 6-4、6-2 LOSE マグダ・リネッテ
WIN マディソン・ブレングル 6-4、6-0 LOSE 土居美咲

全豪オープン 動画ハイライト

1回戦 錦織圭 vs カミル・マジュルザク

マジョルザクのプレーを見ると、世界ランク100位台とは思えません。
序盤は、錦織と対等以上に打ち合っています。ただ、錦織は虎視眈々と、マジョルザクのスタミナが切れるのを狙っているようにも見えますね。
マジョルザクも、チャレンジャーらしくアグレッシブなプレーを見せてくれましたが、錦織の壁は厚かったです。
今大会の錦織は安定しており、アグレッシブさもあり、期待できます。



1回戦 ダニエル太郎 vs タナシ・コキナキス

現在は世界ランク145位ですが、最高ランクは69位でツアーでも1度タイトルを手にしているコキナキス。
序盤はダニエル太郎から、パワーのあるストロークを武器に要所でポイントをとり、ファーストセットをコキナキス奪取します。
しかし第2セット、1-2時点でトレーナーを呼び、右の胸筋のあたりのマッサージを受け、2−4時点で、リタイアしました。
ダニエルのスピンを効かせた粘り強いストロークが勝利を呼び寄せました。



1回戦 土居美咲 vs マディソン・ブレングル

土居美咲は、第1セットでは得意のフォアを軸に試合を組み立て、競り合った試合を見せていましたが、第2セットでは、予選から戦ってきた疲れが出たのか、0-6で落としてしまい、ブレングルの勝利です。次は本戦から出場した土居がみたいですね。



1回戦 大阪なおみ vs マグダ・リネッテ

全米王者の大阪を相手に、リネッテも真っ向勝負を挑み、激しい打ち合いを見せます。
ただやはり全米王者の大阪が大事なポイントは落とさず、勝負どころでしっかりとポイントをとり盤石の勝利です。
サーブもストロークも男子並み、場合によってはや男子以上?に早いです。



まとめ

錦織と大阪は初戦を盤石の勝利を納めましたね。
全豪本戦、初勝利を決めたダニエル太郎、ケガからの復活を遂げた西岡の躍進にも期待です。

それでは良いテニスライフを!

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