インドアやナイターでプレーする際は、日差しではなく照明が眩しく感じることがあります。
特にスマッシュやサーブの時に上を見上げて、日差しや照明が眩しくてボールが見えないことは多くの人が経験していると思います。
屋外でのプレーでは、日差しが強く相手コートのラインが見づらくなることもしばしば。
また紫外線は、肌と同じように、目にもダメージも与えます。
そんな時に役に立つのがスポーツ用サングラスです。
現在のスポーツ用サングラスは、様々な機能がついており、実際にかけてプレーしてみると、裸眼でプレーする時との違いに驚く方も多いかと思います。
今回は、テニス、スポーツ用サングラスの選び方と、テニスに最適な、おすすめのスポーツ用サングラスをご紹介します。
ぜひご自身に合ったサングラスを見つけて、テニスをレベルアップさせましょう！
テニス、スポーツ用サングラスの選び方
テニス、スポーツ用のサングラスは、紫外線からあなたを守ってくれます。またテニスのプレー中に感じるネガティブな要素を緩和し、プレーの質を上げてくれます。また紫外線は目に浴び続けると、眼球にダメージが蓄積されます。
スポーツ用サングラスは、紫外線から、あなたの目を守ってくれる役割も果たしますので、紫外線が気になる方は、着用することをおすすめします。
サングラスの機能面をチェックしよう！
可視光線透過率
可視光線透過率とは、サングラスのレンズ部分に光を通す割合を指します。0%〜100%の数値で表示され、100%に近い数値になればなるほど光をよく通します。
テニスに最適な可視光線透過率は、20%程度が理想的です。
太陽光を多めにカットしてくれるので、光でボールを見失いづらくなります。
ただし曇りの日などに着用すると若干暗すぎると感じるプレーヤーもいるかと思いますので、
その場合は、調光レンズの機能が付いたものを選びましょう。
調光レンズ機能がついていると、光の強さによって、可視光線透過率を自動で調整してくれます。
スポーツ用サングラスのレンズ形状とフレーム形状
テニス用サングラスを選ぶ際は、大きめのレンズのものを選ぶことをお勧めします。フレームが目に入ると、ボールの動きに集中できなくなります。
また眼球を守り、眩しさを防ぐためにも、紫外線が眼球に入らないようにすることも重要なため、目の横部分まで覆ってくれるタイプのものを選びましょう。
UVカットで紫外線をカット
先に記載した通り、紫外線は眼球にダメージを与えます。紫外線をカットするためにUVカットはマストな機能です。
サングラスを選ぶ際には、UVカットの加工が施されたものを選ぶようにしましょう。
紫外線を目に浴びることによる影響
紫外線を浴び続けると、目にネガティブな影響を与えることについて、多くの専門家の方も発表しています。
一部をご紹介します。
■直接肌に紫外線を浴びることだけでなく、目に入る紫外線も日焼けの一因となる
日焼け止めなどで顔や体の UV ケアをする女性は多い一方、「目」の対策はおろそかになりがちです。
しかし、実は「目の日焼け」は、「肌の日焼け」の一因になることが、実験研究※1 でわかっています。
というのも、目に強い紫外線が入ると、それを察知した脳は防御反応を示し、体内に「メラニン色素」を作るように命令を出します。
この「メラニン色素」とは、紫外線が皮膚の細胞破壊などを防ぐために生成されるものですが、過剰に生成されてしまうと、シミやそばかすの原因になることがあるのです。
顔や体の紫外線対策を頑張っていても、目を無防備にさらしていると、せっかくの努力が台無しになってしまう可能性があります。
※1 マウスを用いて行った実験で、目から紫外線が入ると、脳が紫外線ダメージを受けたことを察知して体内にメラニン色素を発生させ、肌が日焼けするという結果が確認されています。
太陽から照射される光のうち、我々が目で見ることができるのは可視光線とよばれる波長の光です。紫外線は紫よりもさらに波長が短い可視光線の外にある目にはみえない光でUV-C、UV-B、UV-Aの３つに分けられます。
紫外線のうち地上に届くのは、UV-B、UV-Aの２種類です。
紫外線を浴びすぎると、日焼け、シミ、しわ、皮膚がん、目に対する影響があります。
紫外線の多くは角膜で吸収されるのですが、水晶体や網膜に紫外線が達すると水晶体や網膜にダメージを与えます。
角膜炎（雪目）：スキーや海水浴で強い紫外線を浴びると角膜に炎症が起き、強い痛みを伴います。
翼状片：結膜（白目）の組織が増殖し、角膜（黒目）の部分に進入してくる病気です。
白内障：水晶体が濁る病気です。白内障の最も大きな要因は｢加齢｣ですが、紫外線により発症、進行しやすくなります。
加齢黄斑変性症：加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。タバコや紫外線によってその進行を助長することが分かっています。
偏光レンズの機能
偏光レンズは、眩しさや反射の光を、より効果的にカットしてくれます。通常のサングラスの大きな違いは、偏光レンズは光量を抑えて、眩しさを感じる反射光だけをカットして、より快適な視界を確保してくれます。
偏光レンズをかけたイメージ
こちらの画像は、偏光レンズ機能のついたサングラスをかけたイメージです。眩しさを軽減し、明るさが調整されているのが分かります。
画像出典：楽天
ホールド感、着け心地は？
レンズの機能と同様に大切なのが着け心地とホールド感です。ホールド感が悪いと、まつ毛や頬骨にレンズが当たって気になる。
長時間つけているとフレームの締め付けが痛くなる。
スイングしたり、激しいフットワークでずれてしまい、プレーに集中できない。
などプレー中に余計な我慢をしなくてはいけなくなります。
ブランドの信頼度や口コミを確認してから購入すれば、失敗のリスクは軽減されますが、着け心地は重要な要素です。
ファッション性とブランドもチェック
デザインも多様な商品が販売されています。あなたの気に入ったフレームカラー、レンズカラー、フレーム形状のものを選んでください。
お気に入りのサングラスをつければ、機能面でプレーの質をサポートしてくれるだけでなく、
モチベーションの向上にも繋がります。
プロテニス選手が着用しているサングラスをご紹介
男子選手
ヤンコ・ティプサレビッチ
ティプサレビッチといえば、サングラスメーカーは、オークリーと言われています。テニス界で一番サングラスが似合う選手だと思います。
シングルスでも世界トップ10入りの経験を持ちますが、実はダブルスでも世界46位の記録を持っています。
ビクトル・トロイツキ
トロイツキもサングラスをかけてプレーしている試合をよく見ます。メーカーは、ティプサレビッチと同じくオークリーが濃厚です。
この選手もサングラスがよく似合う選手です。
鈴木貴男
日本人選手だと、ミスター有明こと鈴木貴男プロもサングラスをつけてプレーしている試合をよくみます。強烈なサーブと、華麗なネットプレーが持ち味の選手ですので、紫外線やコートラインの見易さを気にしてそうですね。
女子選手
サマンサ・ストーサー
女子テニス選手で最もサングラスの似合う選手です。自己最高ランクは、シングルス4位、ダブルス1位。
シングルスとダブルスの両方でトップ５入りの経験をもつのは本当にすごいですね。
サングラスと筋肉で、すぐにストーサーだと分かります。
強烈なキックサーブは男子顔負けです。
おすすめのスポーツ、テニス用サングラス、5選
-
【UV99％カット】エレッセ スポーツサングラス 5枚の交換レンズセット 専用ケース付属 ES-7001H
【UV99％カット】エレッセ スポーツサングラス 5枚の交換レンズセット 専用ケース付属 ES-7001H
楽天年間ランキング受賞！（2015年スポーツ・アウトドア部門23位）。サングラス部門週間ランキング20週連続1位(2015年4月7日~8月26日更新分)。
話題のサングラスがついに進化を遂げた！この1セットで、あらゆるシーンで抜群の視界を実現！ゴルフ、フィッシング、サイクリング、テニスなどあらゆるスポーツに対応する5種類の高性能レンズセット。9,800円 (税込)(05/20 時点)楽天で見る
yahoo!ショッピングで見る
amazonで見る
価格は楽天の情報を掲載しています -
FERRY 偏光レンズ スポーツサングラス フルセット 専用交換レンズ５枚 ユニセックス
FERRY 偏光レンズ スポーツサングラス フルセット 専用交換レンズ５枚 ユニセックス
７カラーから選べる。アウトドアや、ゴルフ、サイクリング、フィッシング、野球、テニスなどのあらゆるスポーツに対応。
専用レンズ５枚付属のスポーツサングラスセット。2,280円 (税込)(05/20 時点)楽天で見る
yahoo!ショッピングで見る
amazonで見る
価格は楽天の情報を掲載しています -
エレッセ スポーツサングラス メンズ エレッセ ES-S203-H
エレッセ スポーツサングラス メンズ エレッセ ES-S203-H
エレッセ スポーツサングラス ES-S203 2眼タイプ 偏光サングラス。
日本人の骨格にフィットする軽量スポーツサングラス スポーツウェアにあわせやすいフレームカラー全5色。6,200円（税込）(05/20 時点)楽天で見る
yahoo!ショッピングで見る
amazonで見る
価格は楽天の情報を掲載しています
テニス用サングラスについてのまとめ
本記事でご紹介したようにサングラスには、様々な種類があります。自分に合ったサングラスを見つけて、プレーすることで、自身の目を保護することにも、プレーの質をあげることにも繋がります。
もちろんファッションとして楽しむのもありですね。
それでは良いテニスライフを！
スポンサーリンク
