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今回はオーストラリアが誇るプロテニスプレーヤー、ドミニク・ティエムの使用ラケット、ストリング、シューズを紹介します。
アグレッシブなストロークで試合を組み立てる攻撃的ストローカーです。2020年には、四大大会の一つである全米オープンを制しています。

ティエム好き必見の内容となっておりますので、ティエムの使用ラケット、ストリング、シューズが気になる方は是非参考にしてみてください。

ドミニク・ティエムの最新使用ラケット、ストリング、シューズを紹介!

ドミニク・ティエム プロフィール

名前:ドミニク・ティエム
Dominic Thiem
国籍:オーストラリア
出身地:オーストラリア・ウィーナー・ノイシュタット
居住地:オーストラリア・リヒテンヴェルト
誕生日:1993年9月3日
身長:185cm
体重:79kg
利き手:右
バックハンド:片手打ち
プロ転デビュー年:2011年

四大大会最高戦績・シングルス

キリオスの四大大会(シングルス)での戦績を紹介いたします。

全豪 準優勝(2020)
全仏 準優勝(2018・19)
全英 4回戦(2017)
全米 優勝 (2020)

キャリア自己最高ランキング

シングルス:3位(2020年3月2日)
ダブルス:67位(2019年10月7日)

ドミニク・ティエム 使用ラケット

Babolat ピュアストライク


ティエムの使用しているラケットは、Babolat ピュアストライクです。
ティエムといえばピュアストライクと言えるくらいイメージが定着しています。
ティエムの強烈なフォアハンド、華麗なバックハンドを支える武器ですね。

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  1. Babolat ピュアストライク

    Babolat ピュアストライク

    「ピュア ストライク」シリーズは、攻撃的なスピードテニスに対応するコントロール系ラケットとして2013年に誕生。従来のコントロール性能や打感の良さに加え、強打で鋭い打球を狙うことができる技術を集結。ハードヒットにおける安定性と反発性、そしてピンポイントで狙える鋭角なコントロール性を同時に実現。「全仏オープン」男子シングルス準優勝したドミニク・ティエムをはじめ、次世代を担う世界中の選手たちが愛用する名機。



Babolat ピュアストライク ツアーのスペック

市販品のスペック

全長 27inch
重さ 320g
バランスポイント 平均315mm
フレーム厚 21.0-23.0-21.0mm
ストリングパターン 16×19
バランス 平均315mm
フェイス面積 98inch²
素材 グラファイト
推奨ストリング RPM Blast/Xcel

ドミニク・ティエムの使用ラケットスペック


ティエムは市販で販売されているラケットとは異なるスペックを特注しています。
実際にティエムが使用しているラケットのスペックを紹介します。babolatのSocialアカウントが過去にティエムが実際に使用しているラケットのスペックを画像で公開していました。
若干、重さを重くするなど少し仕様を変更しているようです。

ドミニク・ティエムのラケットスペック
参照元:tennisnerd.net

フェイス面積 98inch²
長さ 27inch²
重さ 317グラム
フレーム厚 23.0-24.0-19.5mm
バランス 平均314mm
スイングウェイト 310kg.cm2

こちらの動画のBabolat ピュアストライクのインプレッションが参考になります。
メーカーの方も出演されているので、基本はポジティブポイントのインプレッションですが、現役のテニスショップスタッフの解説なので、非常に参考になります。



ドミニク・ティエム 使用ストリング

ドミニク・ティエムの使用しているストリングは、BabolatのRPMブラストです。

  1. Babolat RPMブラスト

    Babolat RPMブラスト

    ・ナダル、ティエム、ツォンガなど有名選手多数使用!
    ・オクタゴナル形状でスピンを強化し、比類なく打球感を実現した最新ポリエステルストリング。

ドミニク・ティエムの使用テニスシューズ

adidas Sole Court Boost


ティエムの使用しているテニスシューズは、adidas Sole Court Boostです。

  1. adidas Sole Court Boost

    adidas Sole Court Boost

    軽量アッパーが足をぴったり包み優れたフィット感をもたらす、トップレベルのテニスシューズ。
    レギュラーフィット
    シューレースクロージャー
    TPUシャーシ構造
    耐久性に優れたadiWEARアウトソール / 耐摩耗性に優れたAdituffトゥ / 成型ヒールカウンター
    反発力を生み出すBoostミッドソール
    軽くぴったりフィットする履き心地

硬式テニスラケット選びのポイント

ラケットの重量

ラケットの重量は、以下の3つのことを覚えておけば、自分が選択するラケットが軽めなのか、重めなのかの判断をすることができます。

ラケット重量の基準


  • 270g以下が軽量のラケット
  • 285g〜305gが男性標準のラケット
  • 310q以上が重いラケット

バランスポイントについて


バランスポイントというのは、グリップエンドから、ラケットの質量中心、すなわち重心までの距離を示した数値になります。
簡単に説明すると、数値が大きいほどトップヘビーのラケット、数値が軽いほどトップライトのラケットとなります。

重量が軽いのと、扱いやすさは異なる


ラケットの重量について先述してますが、重量が軽いからといって、操作性が良くなり、スイングがしやすくなるわけではないのです。
ラケットのスイングのしやすさ、操作性には、重量以外に、バランスポイントが大きく関係してきます。
大まかに以下の数値が基準となります。

  • トップヘビー:325mm以上
  • トップライト:315mm以下

トップヘビーのラケットは、重心がラケットの先端にあるので、遠心力を使ったスイングがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットしては、テイクバックやボレーなど、細かい動作がやりづらく感じる場合があります。
トップライトのラケットは、重心がグリップ側によっていて、操作性が良く、ラケットの取り回しがやりやすくなります。

ラケットの重量とバランスポイントの関係で、スイングのしやすさ、操作性の感じ方が変わります。
実際に、ラリーやボレーをしてみて、感覚を試すのが、自分に合ったラケットを見つける近道になります。

フェイスサイズ


ストリングを張っているラケットの面の大きさをフェイスサイズと呼びます。
以下の数値が大小の基準になります。

  • 大きめのフェイスサイズ:110インチ以上
  • 標準のフェイスサイズ:95インチ〜110インチ
  • 小さめのフェイスサイズ:95インチ以下

大きめのフェイスサイズだと、当然ボールが当たる面積が広がるため、ストロークやボレーで面に当てやすくなります。
小さめのフェイスサイズだと、ボールを当てるのが、フェイスサイズの大きいラケットより難しくなりますが、振り抜きが良くなるというメリットもあります。

すでにフォームも固まっている、経験者のプレーヤーは、フェイスサイズの小さいラケット、大きいラケットを試してみて、自分のプレースタイルに適したフェイスサイズをチョイスしてみてください。

フレーム厚


フレーム厚は、以下の数値を基準としてください。

  • 28mm以上:厚いラケット
  • 22mm〜28mm:標準ラケット
  • 22mm以下:薄いラケット

フレームが厚いほど、ボールが飛ばしやすくなります。薄いラケットだと、ボールが飛ばなくなります。
ボールを飛ばす感覚を身につけたい初心者のプレーヤーには、フレームが厚めのラケットを使用し、まずはボールを飛ばす感覚を身につけることをおすすめします。
逆にボールが飛びすぎてしまうと感じているプレーヤーは、フレームの薄いラケットを試してみることをおすすめします。

硬さ

カタログ上でみないこともありますが、RAという数値が掲載されている場合、それはラケットの硬さを示しています。
数値が大きいほどしなりが少ない硬いラケット、数値が小さいほどしなりが大きい柔らかめのラケットとなります。

具体的な例でいうと、弾きがいい、球離れがいいと言われているBabolat PURE DRIVEのRA数値が72、コントロール性能が高いと言われるピュア ストライク VS ツアーがRA数値 67となっています。

フレームの厚さや、ストリングによっても感覚は変わりますが、RA数値もラケット選びの参考にするといいでしょう。

実際に試打するのが大切

最も重要な打球感

ラケットのスペックについて記載しましたが、スペックはある程度ラケットを絞るための指標と考えてください。
本当に大切なのは実際に打ってみることです。

自分が試合で使うショットは一通り打ってみてください。
ベースとなるストロークはもちろん、スライス、サーブ、ボレー、スマッシュなど、あらゆるプレーを試すことをおすすめします。

これまでフェイスサイズが大きく、フレームが厚めのラケットは避けてきたが、打ってみたら、楽にプレーできるし、フェイスサイズが大きめでフレームが厚めのラケットが良くなるというケースも珍しくありません。

ある程度自分のレベルや好みに合わせてスペックを絞ったら、あとは試打あるのみです。
ストリングも自分の貼りたい素材のストリングを指定のポンド数で貼るのが理想ですが、難しければストリングは指定できなくても問題ありません。
試打するだけで、大まかな感覚を把握することができます。

ティエムのスーパープレー

Dominic Thiem: 2020 ATP Highlight Reel!

ティエムのATPツアーでのスーパープレーをまとめています。
あっ得的なストローク力で相手を押し込み、相手のボールが甘くなったら前に詰めてポイントを取る。
まさに世界トップのオールラウンダーですね。フェデラー、ナダル、ジョコビッチに勝つ可能性が高い、数少ない選手の一人です。



ドミニク・ティエムのフォトギャラリー

フォアのテイクバックです。コンパクトなテイクバックですが、えげつないスピンがかかってます。


バックハンドのフィニッシュです。ティエムに憧れて片手バックにするプレーヤーも多いですよね。


練習の様子です。
上半身はウェアを着てません。当然ですが、かなり引き締まった肉体です。


ドミニク・ティエムのSNS

Twitter

https://twitter.com/thiemdomi?lang=ja

Instagram

https://www.instagram.com/domithiem/?hl=ja

Facebook

https://www.facebook.com/1.Dominic.Thiem

まとめ

今回はドミニク・ティエムの使用ラケット、ストリング 、シューズについてご紹介しました。

2020年に、全米オープンを制したティエム。
ビッグ3と呼ばれる選手達にグランドスラムのような大舞台で勝てる数少ない選手の一人です。

今後もティエムからは目が話せませんね。

それでは良いテニスライフを!

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