日本人選手初となる、全米王者となった大坂なおみ。
日本人離れしたパワーと、その天然キャラで世界中にファンがいる選手です。
2018年の全米オープンでは、4回戦でダニエル・コリンズ相手に1セット取られた以外は、すべてストレートで勝利しています。
しかも今回の決勝の相手は、女王セリーナ・ウィリアムズです。
セリーナは、四大大会を23回優勝しています。
信じられない数字です。これはテニス史上、歴代2位の記録となります。

そのセリーナ相手に、大阪はストレートで、勝利し全米オープンを制しました。しかもまだ20歳です。

彼女は一体どんなテニス人生を歩んできたのか、みなさんに解説いたします!

大阪なおみってどんな選手?

日本人離れしたパワーに緩急をつけれる超人!サーブ速度は錦織と変わらない


まず身長が180cmあり、体重も69kgあります。
男子選手とならんでも引けをとらないフィジカルです。

何と言ってもその特徴はこの強靭でしなやかなフィジカルが生み出すパワーにあります。
そのパワーは世界トップレベルです。

サーブの速度は、200kmを記録しています。
女子のWTA大会のサーブ速度で歴代10位の記録となります。
さらに、200kmのサーブに多様な回転のスピンサーブを織り交ぜ緩急をつけることができます。

錦織やジョコビッチのサーブの速度が、最速で200kn程度ですから、男子の世界トップ選手と同じ速度のサーブが打てるということになります。

ストロークも男子顔負けのスピードボールを打ち込みます。

さらにパワーだけでなく緩急をつけることができるのが、彼女の強さですね。
全米オープンの決勝では、セリーナ相手に臆することなく、終始落ち着いてプレーし、ストレートで勝利しました。
メンタルも20歳とは思えないほど成熟しています。

全米オープン2018の決勝でセリーナを下した大阪なおみ

試合のハイライトと表彰式


記者会見


3歳まで大阪で育ち、プロテニス選手としての国籍は日本!


生まれは大阪府大阪市。父親がハイチ系のアメリカ人で、母親は北海道出身の日本人のハーフです。

国籍は法的には日米二重国籍(2018年現在)となりますが、「プロテニスプレーヤーとしての国籍」は日本として登録しています。
大阪は、3歳からテニスを始めて、幼少期は大阪のテニスの聖地、靱テニスセンターなどで練習をしていました。

4歳になったときにアメリカに移住し、大阪が優勝した全米オープンの会場ナショナルテニスセンターで練習を重ねました。

日本生まれ、アメリカ育ちなので、インタビューを聞いてもわかるように母国語は日本語ではなく英語です。

ジュニア時代から現在までの記録、経歴は?


通常、ジュニアのITF大会を回るのですが、大阪は14歳から大人のITF大会に挑んでいます。
16歳の頃には、下部大会で準優勝を果たし、同年WTA大会、東レPPOの予選にも出場しています。

18歳になり、躍進の年となります。
全豪オープンで自身初の四大大会の本戦初出場を果たし、3回戦まで勝ち進みました。

また18歳になり出場した東レPPOでは決勝まで進出し、日本だけでなく、世界を驚かせました。

2018年の東レPPOへの出場も確定しており、全米王者となった大阪が来日します。

使用ギア

使用ラケット
EZONE98

使用ストリング
メイン:POLYTOUR PRO 125
クロス:REXIS 130

使用バッグ
YONEX PRO series

使用シューズ
adizero UBERSONIC 3 AC W

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まとめ


まさか日本人選手が四大大会を制す日が来るとは思いませんでした。
世界中のテニスプレーヤーが夢を見る四大大会の優勝。
若干20歳なので、ここからの活躍が楽しみですね。

これからも大阪なおみから目が離せません。
日本国内の大会で来日することもあるので、チャンスがあれば是非生で応援したいですね!

それでは良いテニスライフを!

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